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【歌詞】額縁の外【Kasumi】

残された記憶の欠片
手繰り寄せ
今、時の中立ち尽くす

どこまで行けば
一番やさしい場所へと辿り着くの?

はじまりはいつも
綺麗な色で描かれた絵の中で
すべて作られた世界
差し伸べられた光

終わりの見えない旅路
揺らめいた影をたずさえ
祈る奇跡ひとつ探して
また君と出逢える日まで

砕け散る記憶の欠片
ひとつずつ
掬い上げては飲み込んだ

独り流した涙の温かさはきっと
君がくれたね

月明かり映した水面
滅びの煌めき誘う
誰も皆はじまりには
無限の夢を見ていた

終わることない旅路を
どこまでも彷徨い征く
こぼれ落ちた花
かなしみさえ其処に置いてゆくでしょう

朝焼け染まる彼方に
いとしさは溢れていた

はじまりはいつも
綺麗に彩られていた絵の中で
すべて守られた世界
さいごに辿り着くの

終わることない旅路を
終わらせるまでの記憶
振り向かずに、さあ
新しい空
心向け
解き放つ

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額縁の外
作詞:Kasumi
作編曲:髙山大

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