【企画】読書感想文ができるまで vol.1
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もうすぐ楽しい夏休みがやってきますね。
そして夏休みと言えば…宿題がつきもの。
そう!げんなりしてしまう「工作」と「読書感想文」の二大巨頭が待ち構えているわけです。
どちらも提出は義務付けられているものの、どう取り組むかの指示が曖昧で、「どうしたらいいかわからない」と出だしから躓いてしまうお子さんも多いと思います。
工作はクオリティにこだわらなければ1日で完成させることも可能ですが、読書感想文を1日で仕上げることはほぼ不可能です。
本の選定、読書する時間、下書き、清書と段階を踏む必要があるためです。
一度でもお子さんの読書感想文に付き合ったことがあれば、「思いました」ばかりの文章が並んだり、あらすじをほぼ書いて終わったり、何より原稿用紙をが埋まらず途方に暮れたことがあるのではないでしょうか?
そこで今回、親子で読書感想文を取り組む姿を記事にすることで客観的な視点を持って考察し、「道筋を意識して」「楽しんで」「達成感を味わえる」読書感想文の書き方を探求してみることにしました。
ただ楽しんで書くだけではなく、「入賞」も見据えて取り組むつもりです。
そのため、市販のマニュアル本やネット上にあふれている「書き方テンプレート」を活用しないつもりです。
あくまで個人的な見解ですが、昨今のブームである「テンプレートを埋めたら書けますよ」という読書感想文の書き方は、自分の思いや感情を表現したり、情景を湧き上がらせる描き方に挑戦しづらいと捉えています。
また、あの手法では入賞は難しいとも睨んでいます。
つまり、読書感想文という宿題を通して学ぶ「文章を作る楽しさ」「気持ちを表現する醍醐味」「構成の工夫」、それらが「多くの人の心に響くことで入賞する可能性」が得られず、結果的に理にかなっていないと私は考えているためです。
そんな私が参考にするのはこちら👇
何度読んでも面白くてワクワクします!
まずは『本の選定』に入りましょう。
今年も同じコンクールへの応募かどうかはまだわかりませんが、例年通りであると仮定して進めていきます。
【応募要項】
・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内
※応募は課題読書、自由読書それぞれに一人1編ずつ応募可能。
中学年(3・4年生)の課題図書は4冊。
課題図書はこの4冊でした。
さすが課題図書だけあって、市内の図書館にはすべての本が揃っていましたが、娘がもっとも気に入りそうな「みんなのためいき図鑑」だけ貸出中。
週末、図書館に行ってみます。
が、正直、この4冊に魅かれていない自分がいます。
何となく娘もピンと来ない気がします。
そこで、課題図書以外に小学3年生のおススメ本をネットで検索してみるとすぐにたくさんの本がヒットしました。
覗いてみると興味深い本がズラリ。
『AIロボット ひと月貸します!』私も読んでみたい…
ここに紹介されている『先生しゅくだい忘れました』は娘が公文のプリントで一部分を読んだことがあり、以前に続きが読みたいとリクエストされていました。第一候補に躍り出そうです。
課題図書も含め、娘に何冊か候補を出してもらおうと思います。
ちょうど今週末大きな書店の近くに行く用事があるので、現物を書店で見られるといいですね。
おススメの『本』をコメントで教えていただけたらと思います。
その際、よろしければ、利用した時の学年やお子さんの様子もお聞かせください。
「書き方テンプレート」も批判しているわけではないので、こんな風に活用したら良かったよという経験談やご意見があればぜひ伺ってみたいです。
これから1ヶ月、「読書感想文」にみなさんと一緒に向き合うことで新しい何かが見える気がするんです。
この企画が終わった時、こんな気持ちで取り組んでもらえるまとめ記事を書けるよう、私自身が「チャレンジ&エンジョイ」していこうと思います。
読んでくださってありがとうございました。
(なお、この企画は、小・中学生学習内容をまとめたマガジンを運営する「まねび茶屋」とブックガイドがそれぞれおススメ本を紹介するウェブサイトの街「たんけん本のまち」と本が好きな親子のための情報交換サークル「ファミリーライブラリー」の連動企画となっています)
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