すみだ あんず

すみだ あんず

最近の記事

未来は、私たちを待ってくれない。

 だから、急ぐ必要もない。勝手に向こうから来てくれるんだから。  これから先、自分はどう生きていくのか。今の自分から変わることができるのか。そんなことを考えているると、自分の未来が真っ暗闇になって、見えなくなってしまう。それなのに未来は待ってくれない。真っ暗な未来が、ただ近づいてくるように感じる。  わかる。とてもよくわかる。  だって、私も未来が怖いから。私だけじゃない。多分、多くの人にとって、未来は怖いものだ。    「未来」という言葉はとても曖昧なもので、明日

    • この自分語りに共感しないでほしい

       どんな人にも、今の人格が形成されるまでに通ってきた道のりがある。バックグラウンドというやつだ。  その道のりは、勿論人によって違っていて、人生経験が決して多いと言えない私でさえ、いろんな道を歩んできた人を知っている。  例えば、経済格差のどん底で育ってきた人。愛する人のために学生生活を棒に振ったのに、今は大学教授をしている人。日本人の1~2%しか持っていない能力故に、波乱万丈な人生を送っている人。  人から見れば困難ともいえる道のりをたどり、今、何かをしようとしている

      • 素人エッセイストによる「海遊館」回遊録

         こんばんは。澄田杏です。普段は自分の脳内をそのままつづったようなエッセイを書いています。そんなある程度ひねくれた思考を持つ素人エッセイストが語る、純粋に大好きな水族館に行った時のお話をさせていただこうと思います。デートや観光の参考にも是非(?) まえがき 改めまして、澄田杏です。冒頭にもある通り、自分語りを趣味としている私ですが、何を隠そう水族館が好きなのです。幼いころ、両親に連れて行ってもらってから、ずっと水族館に行って、まじまじと彼らの動きを見ることが好きなのです。水

        • 怠惰な私とnoteの仕様

           こんにちは、澄田杏です。7月15日以来の投稿になります。「ずっと発表し続けること」が何よりも大切で、投稿しやすいことが売りであるこのnoteというプラットフォームにおいて、18日間もの空白を生み出しました。そして、そのnoteを投稿しなかった期間、私は何もしていませんでした。タスクもこなさず、投稿を遂行するでもなく、外出するでもなく、ただ怠惰に生活していました。  私はこんなことがしょっちゅうあるのです。「自分の愛する生産性のないこと」しかできない期間があるのです。「精神

        未来は、私たちを待ってくれない。

          小さなことから情報格差-iOSの触覚タッチが羨ましい

           私はAndroidのスマートフォンを利用している。流行りのSIMフリー、売りは安いことと安いことと安いことである。  Androidで不便に思ったことはない。一点を除いて。  そう、触覚タッチで既読をつけずに読む機能がないのだ。画面を長めに押すことで小さめの画面がパッと出てくるアレである。おそらく購読者の多くは天下のiOSユーザーだと思われるが、これは本当に本当にiOSを羨ましく感じる重要なポイントなのである。(触覚タッチがどんなものかわからないAndroid勢の方は是

          小さなことから情報格差-iOSの触覚タッチが羨ましい

          凡人をやめるのか

           私は正真正銘の凡人である。年収一千万円を稼いでいるわけではなく、新しい事業を始めているわけでもなく、特別な技能で以て仕事をしているわけでなければ家族のために家事をこなしているわけでもない。ただ時間があるときに、このnoteにくだらないエッセイを書くくらいしか能がないただの凡人である。  私は凡人から脱したいとどこかで思っている。普通じゃないよね、と言われたいと思っている。学生時代には「杏って、変わってるよね」なんてよく言われていたけれど、実際は凡人ひしめく学校の中で少し変

          凡人をやめるのか

          ぶっちゃけ、つまんない

          リモートが主流になり人と直接話すことがほぼない。双方向で関わることも稀にあるが大体は先方からの指示や講話をこっちが聞くという形である。話していないと話し方を忘れるというのは本当にそうで、つい先ほど友人と通話をし、ほぼ一日ぶりに人としゃべったらびっくりするくらい当たり障りのない話をただただする通話になってびっくりした。この間まで普通に下ネタをただただ叫ぶだけのような会話をしていた人間が急に結婚観を語ったり現代社会を風刺したりしはじめたら先方も困惑して当然である。自分が真面目モー

          ぶっちゃけ、つまんない

          風刺しがちな私を許して

          noteの使い方がわからない。ICT弱者だといいたいのではない。noteを見ていると経営戦略や自己啓発、国際貢献とまぁ日本の先端を行く人々の華々しい記事が載っている。それからこれほどまで漫画をかくことができる人が多いものであるのか。おばさんはびっくりである。まぁこれはnoteに限らずTwitter、Instagram、YouTubeなどどの媒体を見ても同じようなことが言える。○ヶ月で〇万円稼ぐにはどうすればいい系を見れば世の中舐め切ってやがるなこの野郎と思うし、カップルがモー

          風刺しがちな私を許して

          イジってみればいいんじゃねえの

          こんばんは、澄田杏です。 ちょうど先日オードリーの若林正恭さんがnoteを始められましたね。私もオードリーさんの番組などをよく見るのですが、よく出演者の方などを「イジる」場面が、オードリーさんに限らず多くの芸能人の方で見られます。芸能人の方でなくても日常的に親しい友人を「イジる」場面はよくありますよね。イジりで笑いが生まれたり、何となく楽しくなったりするのは何故なのでしょう。イジりが生まれる関係性に何となく安心感を感じたり、そんな番組を何度も見たくなったりするのは何故でしょ

          イジってみればいいんじゃねえの

          「同じ」と「違い」の狭間に揺れる

           「何かみんなと違わなければいけない。」と感じること、ありませんか。  例えば、就職活動で自己アピールをするとき。何か新しい企画を考えなければいけないとき。特技や趣味について語るとき。授業や学会で先生や教授に質問するとき。Twitterでフォロワーの目に留まるようなつぶやきをするとき。考えれば考えるほど、周りと異なることが求められる機会が増えていると思います。少なくとも私はそう感じています。  一方、私たちはどんな環境で育ってきたでしょうか。  「いい姿勢で動かず、静か

          「同じ」と「違い」の狭間に揺れる

          はじめましての代わりに

           正直、ちゃんとしたフォームでちゃんとした文章を書くのはとても苦手です。変にクサいことを書くと後で見返して穴があったら入りたくなるでしょうけど、何となくクサいセリフを吐いてみたい自分もいます。至らぬ部分は若気の至りなんだと考えてもらいたいところです。  前置きが長くなってしまいましたね。まず初めに皆さん、「君の笑顔を守りたい」という台詞をご存知ですか。一般民が発したところでキュンとするわけもなく寧ろネタに落ちぶれてしまっているのが惜しいところですけれど、実際笑顔のある環境っ

          はじめましての代わりに