7/10 from Fukushima

今日は曇っていて、今のところは、まあまあ涼しい。

昨日は、東京で過去最多224人の感染者が出たということである。いったん収まったように見えたわけだけれど、全然そんなことはなかったわけである。収まったように見えたときに、第2波に備えて、新たな対策を講じるということをしておけばよかったのだろうが、それが為されているのかどうか。どうだろうか。あまり期待はできない。東京で増えれば、その東京の人々が地方に出ることで、地方でも増えるということになる。福島って、東京から来やすいんだよなあ……新幹線も半額になるし、やれやれ。

新宿区は、感染が確認された区民に、一人当たり10万円の見舞金を支給するということである。これに対しては、「支給するなら医療従事者だろ」「自ら感染する人が増える」という批判があるようである。言われてみると、そんな気もするけれど、一方で、感染した人の生活だって大変だろうし、そのあたりのバランスを取ることが大切なところである。そう、バランス。政治とはバランスを取ることである! ……的な名言が、どっかにありそうな気がする。

収まったように見えたことで、いったん緩んでしまった緊張を、もう一度、取り戻すことができるのかどうか。難しくても、状況がそうなれば、またそうするしかないわけで、でも、これって本当にバカバカしいことじゃないだろうか。歴史は繰り返す、というのは、バカが繰り返される、ということに他ならない。

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