【アーカイブ】終戦記念日を前に語りたい、僕たちが知らなかった戦争のこと|『戦争の歌がきこえる』刊行記念イベント

2020年8月8日 (土) に行われた佐藤由美子 著『戦争の歌がきこえる』(柏書房)の刊行記念イベントのアーカイブ動画です。

いわゆる“戦争を知らない世代”による座談会。先の大戦を経験した人たちや語り部の方々は、年々少なくなっています。そうした状況において、私たちは何を語れるのか。どのように記憶を継承し、あるいは、記録していけるのか。当日はそのようなことをテーマに語り合いました。

★リンク先の動画は全部でvol.6まであり、vol.3には著者による「浜千鳥」の弾き語りが含まれます。

【登壇者】
佐藤由美子(さとう・ゆみこ)
ホスピス緩和ケアの音楽療法を専門とする米国認定音楽療法士。バージニア州立ラッドフォード大学大学院音楽科を卒業後、オハイオ州のホスピスで10年間音楽療法を実践。2013 年に帰国し、国内の緩和ケア病棟や在宅医療の現場で音楽療法を実践。その様子は、テレビ朝日「テレメンタリー」や朝日新聞「ひと欄」で報道される。2017年にふたたび渡米し、現地で執筆活動などを行なう。著書に『ラスト・ソング――人生の最期に聴く音楽』、『死に逝く人は何を想うのか――遺される家族にできること』(ともにポプラ社)がある。

徳瑠里香(とく・るりか)
編集者・ライター。1987年、愛知県生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。出版社にて、書籍やWEBメディアの企画・編集・執筆を行った後、オーガニックコスメブランドのPR等を経て、独立。現在は多様な「わたしの選択と家族のかたち」を主なテーマに執筆・編集等を行う。著書に『それでも、母になる-生理がない私に子どもができて考えた家族のこと』(ポプラ社)がある。

徐 東輝(そぉ・とんふぃ)
1991年大阪生まれ。京都大学・同大学院法学研究科卒。在学中にNPO法人Mielkaを創設し、データ・デザイン・テクノロジーを用いて民主主義をアップデートするための事業を展開。政治情報サービス「JAPAN CHOICE」を開発し、50万人のアクティブユーザーを獲得。2017年弁護士資格取得。企業法務・情報法の専門家として社会に価値のある情報空間の設計を提案する。2019年にスマートニュース株式会社に参画しデータ戦略、コーポレート・ガバナンス戦略の立案等に従事する。ライフミッションは、良質な情報空間を醸成するアーキテクチャを設計し、幸せな民主主義を実現すること。

税所 篤快(さいしょ・あつよし)
国際教育支援NPO e‐Education創業者。1989年生まれ、東京都足立区出身。早稲田大学教育学部卒業、英ロンドン大学教育研究所(IOE)準修士。19歳でバングラデシュへ。同国初の映像教育であるe‐Educationプロジェクトを立ち上げ、最貧の村から国内最高峰ダッカ大学に10年連続で合格者を輩出する。同モデルは米国・世界銀行のイノベーション・コンペティションで最優秀賞を受賞。五大陸ドラゴン桜を掲げ、14ヵ国で活動。未承認国家ソマリランドでは過激派青年の暗殺予告を受け、ロンドンへ亡命。現在、リクルートマーケティングパートナーズに勤務、「スタディサプリ」に参画。同社では珍しい1年間の育児休業を取得した。著書に『前へ! 前へ! 前へ! 』(木楽舎)、『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』(飛鳥新社)、『突破力と無力』(日経BP)など多数。

【書誌情報】
書名:戦争の歌がきこえる
著者:佐藤由美子
配本日:2020/07/10
ISBN:9784760152490
四六判並製・264ページ
定価:本体1,700円+税
http://www.kashiwashobo.co.jp/book/b512101.html