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Video BRAINリブランディングしました!リリースまでの裏側を公開

  久しぶりの投稿です。オープンエイト CPO加嶋です。9/7に弊社の主力SaaS事業であるVideo BRAINのリブランディングをいたしました。

 Markezineさんやyahooニュースさんにもピックアップしてもらい、それなりにメディアの方にも反応いただけて嬉しい限りです。
 本格的にサービスリリースをしてから1.5年経ち何故今回のリブランディングを敢行したのか、背景やプロセスについて語っていこうと思います。

リブランディング背景

 元々、Video BRAINというサービスは「AI自動動画編集クラウド」というサービスコピーの元、「誰でも簡単に動画が作れる」というプロダクト価値を提供することをテーマにして立ち上げをいたしました。
 その後、様々なアップデート、マーケティングを繰り返していく中で、僕も含めてサービス運営を行なっているメンバーの中で下記2点を整理していこうという話し合いを行いました。

①利用して頂いているお客様が増えていく中で、改めて新機能や今後のありたい姿も加味して、作りたい世界観を再定義したい
②マーケティング活動が多岐に渡り、大きくなっていく中でブランドイメージやトンマナの統一感を出したい

 とてもシンプルな変更背景ではありますが、サービスを開始して鬼速で事業も開発も進めグロースさせていく中で、ようやく立ち止まって整理をするに足り得る状態・要素が揃ったので実施に向けて本格的に動くことになりました。

リブランディングプロセス

 今年の4月に弊社のクリエイティブ管掌をしている別所と始めようかと話をし、今回のUIUXに大幅の影響を与える大型アップデートに合わせて実施しようということで、約4-5ヶ月かけて、下記のプロセスで進行していきました。

競合調査・分析 

 まず競合(このワードが正しいかわかりませんが)の調査ということで、SaaS×動画関連事業×国内・海外のプレイヤーを一通り洗い出し、自分たちのポジショニングマップを作成した上で、どういったデザイン要素でUSPを活かしつつ世界観を表せるかを検討しました。
 大きく分けて、

・カラー
・書体
・アイコン

この3点を念入りに比較をしました。

 アイコンに関していうと、派生サービスであるInsight BRAINがあることもあり、ラインナップの拡充も見越してあった方が良いだろうということで検討進めました。

キーメッセージの作成

 USPに関して、関連メンバー、経営陣含めて、あらゆる切り口で出しまくりました。

 その中で出てきたのが、「気軽さ」「柔らかさ」「サポーター」というワードが多く、その方向性でBIプリズムを固めていきました。

BIプリズムの作成

 BIプリズムとは何かというのは下記記事を見ていただければわかると思いますが、

 「ブランドがどのようなビジョンや個性を持った存在なのか?、社会における位置づけや顧客との関係性はどうありたいのか?」これをまとめてわかりやすくするフレームワークの一つです。

 スターバックスさんの例だとこういった形でまとまられます。
 では私たちはどうなのか、先ほどのUSPを元にパーソナリティをまとめながらこのような形で取りまとめました。

 こちらのBIプリズムを作ることで、よりブランドとしての体現したい世界観や雰囲気などがクリアになり、デザイン案を考えていくことに非常に役に立ちました。

デザイン案作成

 ようやく前提の調査や取りまとめなどが一通り終わり、デザインの大きな方向性としては下記に決めました。

カラー:動画関連の強い印象がでる赤。分析領域はマーケティング・分析領域の多い青-紫

書体、ロゴタイプ: シンプル(簡単感やユーザーフレンドリー感、とっつきやすさを演出)​→ 細めのゴシック体(カジュアル感などを演出)。VIDEO」の言葉の読みやすさを追求し、大文字小文字まじりの「Video」に変更。

アイコン:Brain(脳)をモチーフにしたアイコン

これを経て出来上がったデザインがこちらになります。

 VIをしっかり決め込んだ上で、プロダクトのUIやマーケティングクリエイティブ(LP、広告)などに順次反映していきました。

リブランディングを終えて・・・

 リブランディングを終え、まだ1週間も立っておりませんが、何人かの社外の方からは、統一感が出て非常に良い!動画サービスっぽいね!など嬉しいご意見をいただいたり、社内のメンバーが使っているサービス紹介資料や制作物の統一感が出てまとまりが出ているなと感じています。
 まだまだサービスをリリースしてから長期的な時間が立っていないサービスではありますが、将来的に会社としてプロダクトの世界観・統一感を打ち出せたことは非常に有意義だったと思います。
 実行を推進した別所をはじめ、プロダクトに対して愛着を持ったメンバーで構成されているチームだからこそ推進できたプロジェクトだったと思います。本当にお疲れ様でした^^

 ということで、こういった熱意溢れるメンバーと一緒に働いてくれる仲間を引き続き募集しています!詳細はこちら。面白そう!と思った方は、Twitterなどでも気軽にDMなどいただければと思います。


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