小説を投稿しました『魔女の薬』
本日、エブリスタに新作を投稿しました。
タイトルは「魔女の薬」
何のひねりもなくて、とってもわかりやすいタイトルですね!
こちらはエブリスタの妄想コンテストに応募したくて書いた作品です。
また後味の悪い作品を書いてしまいました。どうやら私は意識しないと勝手に暗い話になるようです。
今回のお題は「おくすり」。
私の貧困な発想では、これくらいしか思いつきませんでした。
「若返りの薬」なんて使い古されたテーマなので、ネタ被りしていないか心配です。
三人称だった前作と違い、今回は一人称の小説に挑戦してみました。
一人称は書きやすいのですが、その分勢いで書いてしまいがちです。
絵に関して「手癖で描く」という言葉を目にしますよね。この文章も手癖で書いている感覚でした。
そういう作品って推敲しづらい気がします。勢いをとるべきなのか?基本に忠実に、読みやすくするべきなのか?という葛藤。
読み返した時に発生する羞恥心。そんなものと戦いながら推敲してました。
一人称って難しいな、って思います。今回は個人的に共感できないような人間が主人公だから、余計に。
主人公(二度と登場しないから名前は考えていない)に関しては、全く共感できないまま執筆していました。
「主人公、このまま結婚できなかったら仕事どうする気だったんだろう」とか、「結婚することになったら、戸籍とかどうする気だったんだろう」とか、そういうことを考えながら書いてました。
さて、今回の裏話でも。
特に前作と繋がっているわけではありませんが、不思議な薬を売っている少女は音無くんと同じ高校の卒業生です。
音無くん&千影先生とも面識があります。素直で可愛らしい音無君のことはお気に入りですが、腹の底が読めない千影先生のことは苦手です。
本文中では「高校生くらいの少女」と書かれていますが、童顔設定なので実際は大学生。
彼女は、一言で言うと「不思議アイテムでも普通の商品でも違法なものでも何でも売る魔女」。どんな魔女なのかは特に決めていません。
個人的にこの子の喋り方は書いていて楽しいです。
まだ名前すら設定されていないキャラクターですが、いつかどこかで再登場させたいと思っています。
今回一番悩んだ点は、主人公の年齢設定です。
世の中には40代、50代の女性で、若々しくて「おばさん」と呼べないような美しい方がたくさんいらっしゃいます。
芸能人だけではなく、一般の方でも。その為、主人公の年齢設定は困りました。
とりあえず、といった感じで50歳にしています。
次の作品はまだ考え中。
エブリスタでいくつかコンテストが開催されているので、その中のどれかに応募する予定です。
投稿したらまた作品を読んで下さると嬉しいです。それでは!