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【メンバーインタビュー#8】ブランディング担当者のキャリアを紐解く - 生成AIスタートアップで働くことになった経緯とは?

皆さん、こんにちは!
カサナレ株式会社インターン生の廣瀬遥人です。

前回に引き続き、このメンバーインタビューでは、私がカサナレの個性豊かなメンバーにインタビューを行い、仕事への想い、カサナレの魅力、そして未来への展望についてお届けしていきます!

第4弾は、「自分だけの価値」を作り出し、カサナレでブランディングやPR・広報の分野で活躍しているたかみんさんにお話を伺いました!
新しい分野にも積極的に挑戦し続け、カサナレの未来を彩る原動力として輝くたかみんさん。

そんなたかみんさんがどんなことを考え、どのように仕事へ向き合っているのか。そして、カサナレだからこそ感じられる魅力とは?
たかみんさんのリアルな声をお届けする記事になっていますので、ぜひ最後までお楽しみください👀✨

浅野貴美  Asano Takami  ❘  カサナレ株式会社 Brand Strategy Div.
好きなもの:インテリア、散歩、ねこ
ベンチャー企業での秘書経験やフリーランスを経て、カサナレにジョイン。
前職では、社長秘書の傍ら経営企画、採用、広報業務など多岐にわたる業務を担当。
カサナレでは、最初に営業サポート業務を経験し、自社ホームページのリニューアルをきっかけにブランディングや広報業務に携わるようになる。
未経験ながらも生成AIなどの新しいツールを活用し、HTMLやCSSのコーディングにも挑戦するなど、意欲的に新しい分野へ挑戦を続けている。
また、カサナレの「自ら仕事を生み出す」という文化を体現し、提案した施策を形にすることで企業の魅力を伝えるブランディング活動や広報活動を推進中。
スタートアップの裁量の大きさと新しいテクノロジーを活用する楽しさを実感しながら、日々成長を続けている。

本日の主役たかみんさん💥

※インタビュー内での話者は以下で表記
廣瀬:🧑‍🎓
たかみんさん:🗣️


ベンチャー企業の社長秘書から、生成AIスタートアップのカサナレへ

🧑‍🎓:カサナレで働くことになったきっかけを教えてください!

🗣️:
以前はベンチャー企業で社長秘書として働いていました。
前職を退職した後、カサナレに入る前の1年間はフリーランスで秘書的なサポート業務を行っていて、その時期に登録していた『Wantedly』経由でカサナレの求人を見つけたことがきっかけです。
面談で安田さん(当社代表)の話を聞いて、カサナレのビジョンやスタートアップならではの雰囲気にとても魅力を感じ、最初は業務委託として参加させていただき、2024年の4月から正社員として働いています。

🧑‍🎓:社長秘書って実際にどんな業務を行うんですか?

🗣️:
当時、「秘書って何してるの?」って質問は本当によくいただきましたね(笑)

秘書と聞くと、スケジュール調整や手配業務などをイメージされることは多いですが、それ以外はあまり想像がつかない方が多いと思います。
働く職場や従事する方によって業務内容は変化しますが、私が経験してきたのはベンチャー企業だったこともあり、経営層のサポートとして幅広く、業務も多岐にわたることが多かったです。秘書だけでなく経営企画や経理、採用や広報周りのサポート業務も経験させていただきました。
時にはプライベートな依頼もあって、自宅のネット工事の立ち会いをしたり、バレンタインデーのお返しを買いに伊勢丹に走ったこともあります(笑)
あくまで私の経験してきた上でですが、いわゆる『何でも屋』のような側面が強い仕事だと思っています。従事する方が最大限のパフォーマンスを発揮するためであれば、それにまつわることは秘書の仕事だと捉えていましたね。
役割として大切なのは、社長や経営層が本当に注力すべき重要な業務に集中できる環境を整えることだと考えています。
彼らにしかできない仕事が多くある中で、それらに注力できるよう、先回りしてサポートすることが大切だと教えてもらいました。痒い所に手が届く、という動き方ができると優秀な秘書といえるのかもしれません。
経験した上で、なかなか難しい職種だなと今でも思います(笑)

ただ、これまで経験したことから、柔軟かつ臨機応変に対応することが得意になった気もしています。今は秘書という立ち位置ではないですが、状況や環境がすごいスピードで変化していくカサナレでも、経験から得たものは活かす機会が多いように感じています。

🧑‍🎓:これまでのキャリアとは違う職種だと思うのですが、どんな経緯でブランディング担当になったんですか?

🗣️:
最初は、セールスメンバーと一緒に資料作成や営業メールの作成、顧客管理、展示会の呼び込みなんかもさせてもらいました。今まで営業に関わる機会はなかったので、楽しかったです!

そこからブランディング担当に至った転機としては、自社ホームページのリニューアルが大きかったと思います。自分の中で『もっとここを工夫すれば、カサナレ本来の魅力が伝わるのではないか』という気持ちから、未熟ながらもラフ案を作って提案したところ、実際のリニューアルに繋がりました。その後、イベントの冊子を作ったり、プレスリリースやメディア運営などの広報業務を担当させていただくようになり、現在に至ります。

最初は右も左も分からなかったんですが、ブランディングやPRの奥深さを知っていくと、だんだん面白くなってきました! カサナレでは、私のように未経験の職務においても、意欲を持って業務に取り組むことで、裁量を持たせてもらうことが可能です。
これも、スタートアップならではの働き方といえるかもしれないですね。

カサナレのいちメンバーとして☝️

未経験でも戦える!生成AIと拓く、未来の働き方戦略

🧑‍🎓:では、現在の業務について教えてください!

🗣️:
現在は、メイン業務として再度ホームページのリニューアル作業をしています。
前回のリニューアルでは、既存のツール上で対応可能な範囲しか作業できず、制限がある状態だったんです。
今回のリニューアルでの大きな変化としては、社内AIツールを活用してHTMLやCSSのコーディングにチャレンジしているので、もっと柔軟に表現できるようになりました!
今まで知識も経験もなかったので、最初は自分が対応できるのか不安だったんですが、生成AIの力を借りることで、素人の私でも専門的な業務にも対応することができたんです。

今回ホームページに使用している画像も全て生成AIに作ってもらったんですが、ちゃんと「テクノロジーピース」やカサナレロゴの卵を表現してくれていて、とても気に入ってます!

提供サービス「Kasanare」のイメージビジュアル

私自身が急にレベルアップすることは難しいですが、生成AIと一緒に業務を行うことで、本来の何倍もクオリティの高いアウトプットができることは、素晴らしい体験だと感じますし、今後あたりまえになっていく働き方なんじゃないかなと思います。

カサナレは「生成AIとともに働く未来」を創っていくことを目指しているので、それを体現したプロジェクトだと感じています。そしてチャレンジする環境を与えてくれたことに、本当に感謝しています!今後も学びながらAIとともに働くことを体現していきたいです。

12/4にリニューアルされたカサナレ公式ホームページ


🧑‍🎓:最初は業務委託だったとのことですが、正社員になったことで、働き方や意識に変化はありましたか?

🗣️:
一番の変化は、フリーランスの頃よりも、「会社のいちメンバーである」という意識を強く持つようになったことですかね。 スタートアップという環境では、ただ業務をこなすだけではなく、この業界でどう生き残るか、そのために自分がどこで価値を発揮できるのかという意識を常に持つ必要があると思います。 その上で、カサナレという会社で働くいちメンバーとして「どう価値発揮すべきか」についてより一層考えるようになったかもしれません。

だからこそ、組織の課題や改善点を見つけたときには、その気づきを言葉にして伝えたいなとも思いますね。
もちろん、すべてが正しく考えられているとは思ってないんですが、でも、自分なりに考えたことを言葉にすることで、組織の新しい気づきや議論のきっかけになったらいいなと思います。

🧑‍🎓:「気づきを言葉にする」という姿勢は、いつ頃から身につけられたものですか?それとも、元から持っていた素質なのでしょうか?

🗣️:
全くそんなことないです(笑)
社会人になったばかりの頃は、自分の考えに自信がなかったので、あまり意見をいうタイプではなかったです。
振り返ると、前職の社長が、『今こういう状況なんだけど、浅野はどう思う?』と意見を求めてくれる方だったことが影響している気がします。
最初は戸惑いましたが、社長が『一つの参考として聞いてくれている』ということを理解してからは、安心して『私はこう思います』と言えるようになりました。無責任に述べるのは違いますが、正解の答えを探す必要はないんですよね。

自分が出した意見やアイデアが直接採用されるかどうかが大切なのではなく、それがきっかけとなって新たな議論が生まれたり、別の視点や解決策が見つかるのだと学び、意見を伝えることの重要性を実感していった気がします。

犬と戯れる犬Tシャツたかみんさん🐶


🧑‍🎓:私は意見を求められることが苦手なのですが、上手く意見を出すコツはありますか?

🗣️:
あくまで私の場合はなんですが、意見が出なかったり、考えがまとまらない時って、その事象に対して自分が十分な興味や理解を持っていなかったりするんですよね。
自分の中に明確な考えがあるときって、その考えが言葉となって出てくると思うんです。
だから、うまく意見が言えない時とか、言葉にならない時に、「あ、私ってこれについて今までちゃんと考えたことなかったな」とか、「あ、私ってこれについて興味ないんだ」なんてことに気づいたりします。
そんな感じで、意見がうまく出なかった時は『気づきを得られた』と捉えて、改めて考えてみたり、学んでみたり、さらにはただ意識するだけでも、「自分なりの意見」は形成されていくんじゃないかな、と思っています。

🧑‍🎓:意見を出すことが、自分の成長にもつながるということですね。

🗣️:
そんなに大層なものでもないかもですが(笑)
もっと『自分の意見を持つ・述べる』ってことに対してラフに考えていいんじゃないかなって思います。『自分の意見』ってどんな形でも基本的に間違いはなく、自由でいいと思うんです。

考えて、自分の意見を持って、それを伝えると相手からまた意見が返ってきて…、ということを繰り返していく中で、「これは自分にとって大切だ」って思える軸みたいなものが見つかっていくこともありますし、自分の強みとか弱みみたいなものに気付けたりもします。

そんな風に、意見を求められる場面を、自分の考えを深める絶好のチャンスだと捉えてみると少し前向きになれるんじゃないかなと思います。

3期目に突入:人と組織が共に成長するカサナレの今

チームカサナレ🥚

🧑‍🎓:カサナレという会社の中で、好きな部分はどこですか?

🗣️:
私は特に、カサナレのバリューが好きです。どれも私自身大切にしたい行動や考えですし、カサナレメンバーもこのバリューを体現している人が多いなと感じます。

たとえば、「チームカサナレ」の「多様な価値観を受け入れる」というもの。
カサナレはいろんな環境出身の方が集まっていて、考え方や得意不得意も様々ですが、頭ごなしに否定したり意見を押し付けたりするようなことは全くなくて、フラットな関係性や環境を実現していると思います。
あと、常々思っているんですが、言葉遣いには人柄が表れますし、言葉はコミュニケーションにおいて欠かせないものなので、何気ない一言でも大切に扱えるといいなと思うんです。なので、「ワードチョイスに革命を」というバリューも大切にしたいと感じますね。

カサナレの想い

もう一つ、カサナレが『お客様との関係』を何よりも大切にしているところが好きです。 私は直接関わる機会は少ないのですが、実際にお客様から、「対応がとてもいい」という声をいただくことも多く、信頼してカサナレを選んでくださっていることが伝わってきます。
これは、サービス内容にも関連するのですが、カサナレが生成AIをただ導入するのではなく、顧客の課題に真摯に向き合って要望を実現しているからこそ得られた評価だと思います。
今後、カサナレのメンバーが増え、会社が大きくなっても、お客様が感じてくれている『カサナレらしさ』を失わないようにしていけるといいなと思います。

🧑‍🎓:カサナレ全体で人が増えてきている中で、組織の変化をどのように感じていますか?

🗣️:
私がカサナレに入って1年が経ちますが、組織としても大きくなってきてますし、事業も実績が増えて成長フェーズに入っていると感じます。
成長の実感と同時に、AIという業界自体がものすごいスピードで拡大・進化している中、『自分たちはどうあるべきか』という問いがよりクリアになっていないと、気づいた時には波に飲まれてしまうのではないかという感覚も生まれました。 この変化に対応するためにも、『何を優先するべきか』『どんな企業でありたいのか』を明確にする意識はそれぞれが持っている必要があるなと感じています。
まだまだ固まっていない部分が多いんですが、これはブランディングの観点においても大切なことだなと思うので、きちんと考えていきたいです。

🧑‍🎓:フルリモート環境で働き始めてから、これまでと変わったと感じる部分はありますか?

🗣️:
そもそも、家がすごく好きなので、日々快適に仕事ができているなと感じます。運動不足は今でも課題ですが(笑)
一番大きな変化は、人生の選択肢そのものが広がったことですかね。
例えば、今、都心から少し離れた海が見える家を探してるんですけど、出社が必須な状況だと検討にも上がらなかった選択肢なんですよね。
他にも、自分の好きな音楽を聴いて働いたり、自分に合った快適なデスク環境を整えることができたり。 以前は『働くためにはこうでなければいけない』という固定観念があったんですが、一種のパラダイムシフトが起こったなと感じています。
働き方が自由になると、いろんな選択が柔軟になるので、人生そのものを充実させることができる気がしています。
もちろん、自己管理や自己責任が必要とされる働き方でもあるため、理解した上で取り組む必要はありますが、フルリモートの魅力を成果として業務に反映させていきたいです!

理想の海が見える家⚓

🧑‍🎓:カサナレに入って得られたことって、何かありますか?

🗣️:
一つは、未経験の分野にも挑戦する機会をいただけたことです。 それぞれが、主体的に自らの価値を発揮することが、カサナレの組織文化として根付いています。私自身、まだまだ学びながら走っているような状態ですが、そのような環境だからこそ、成長の機会を与えてもらっていると感じています。

もう一つは、『自分事として捉える』という意識が強くなったことですかね。
スタートアップかつ風通しがいい環境だからこそ、意見を率直に伝えることができたり、『これを改善したら、会社がほんの少しでも良くなるかもしれない』と考えることが増えたように思います。 大きな影響を与えることはなくても、『自分の1ミリの行動が何かにつながるかも』という感覚で働くと、自分事として物事を見るようになって、仕事が面白くなるような気もします。
もちろん、自分の提案や行動がすぐに成果として見えるわけじゃなかったりもしますが、『何かに響いたらいいな』くらいの気持ちでいいんじゃないかなと思っていて。時間をかけて作用する、みたいなことも多いですしね。
そんな感じで、カサナレに入ってから、小さな成功体験みたいなものをいくつも経験させてもらっていますね。

ヒロハルくんも、最近自分から提案してくれたり、やり方を模索して、これやってみました!みたいなことが増えたなって私は感じるんだけど、なにか自分で意識が変わった実感はありますか?

🧑‍🎓:そう言ってもらえるのは嬉しいです!
ただ、自分が意識的に『これをやろう!』と思って大きく変わったというよりは、日々周りのメンバーの働き方を見ているうちに、自然と自分も『やってみようかな』と思えるようになった感じが大きいです。
カサナレでは、職種や役割を超えて、誰もが意見を出し合ったり提案したりする文化がありますよね。Slackを見ていると、日常的にビジネスサイドの人もエンジニアサイドの人も、それぞれが主体的に考え、行動しているなと感じます。そこから、『自分もこうしてみたらどうだろう?』と考えるようになったからだと思います。

🗣️:素晴らしいね!

未来のカサナレ―これからの3年、5年を見据えて

🧑‍🎓:将来的に、例えば3年後や5年後、どんな会社になっていくといいと思いますか?

🗣️:
生成AIという業界においては特に言えることだと思いますが、この業界自体がどのくらい大きくなり、どんな変化をもたらすのか、未来を完全に予測するのは難しいですよね。
だからこそ、まずは変化のスピードにしっかりついていくこと。そして、業界をリードする存在になること。それが今の私たちが目指すべき姿だと思います。 そのためにも、スピード感や挑戦する意欲を持ち続けられる人たちが集まる組織であることが理想的だなと感じます。

そして、しっかりと独自性を確立して、業界内で『生成AIならカサナレ』と信頼して選んでいただける存在になりたいですね。
私自身も、カサナレと共に成長していけるよう、日々頑張ろうと思います!

ありがとうございました🚩🏖️

🧑‍🎓:たかみんさんありがとうございました!!
今回のインタビューを通じて、たかみんさんの挑戦する姿勢や、カサナレの未来を本気で考える熱い想いに改めて触れることができました。
常に高い視座で組織全体を見渡し、自ら価値を生み出す姿勢には、私自身もとても刺激を受けています。

カサナレの「自ら仕事を生み出す」文化を体現しながら、新しい挑戦を続けるたかみんさん。そんなたかみんさんの姿勢が、多くの人にとって新しい気づきや勇気を与えてくれると確信しています。
この記事を読んでくださった皆様にとっても、仕事へのかかわり方を変えるきっかけや何か少しでも変わるきっかけを与えてくれると感じるお話でした。
本当にありがとうございました!
たかみんさん、これからもカサナレを引っ張っていく活躍を期待してます💥


次回予告

正社員?業務委託?まさかのインターン?一体何者!?
「こうじゃなきゃいけない」という固定観念にとらわれず、 自分のやりたいことを追求している2人が登場!

必見です⚡⚡

カナダ在住:社会人経験を経て、海外の有名大学に進んだ大ちゃん

文系から独学でエンジニアとしての道を切り開いたかっちゃん


ユニークな経歴を持つ2人が、
「なぜ、カサナレを選んだのか?」「カサナレで何をしているのか?」
そして、彼らは「これから、どんな未来を築いていくのか?」。

エンジニアとして1年以上カサナレで働いている2人に、様々な角度からお話を聞いてきました。
2人との会話から、カサナレでの挑戦や、エンジニアとしての生き方、将来についてなどリアルをお伝えしたいと思います!

2人の生き方、働き方は、きっと皆さんがキャリアを考える上で、 新たな視点を与えてくれるはずです。ぜひご覧ください!




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