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不定期囲碁日記 明日から名人戦4局目

芝野九段がタイトルにリーチか井山名人がタイに戻すか

明日から囲碁の名人戦4局目が宝塚市で行われます。

ここまで芝野九段が2勝1敗とリードし、4局目に勝てばタイトル奪取に大きく近づきます。

桐山杯は平田七段が優勝

桐山杯は井山名人と平田七段で決勝が行われ、平田七段が優勝しました。井山名人の次の世代が着々と育っています。

久々に見た二手目天元

天元戦も始まり、1局目は関天元が伊田九段に勝利しました。伊田九段は白番でいきなり天元に打ちびっくりしましたね。昨年NHK杯で山下九段が白番で天元に打っていましたが、タイトル戦で打たれるあたり、伊田九段は相当研究されたのだと思います。

初手天元は相当レア

囲碁は陣地の広さを競うゲームなので、四隅>辺>真ん中の順で効率よく陣地を囲うことができます。プロの対局を観戦してて初手で四隅の星や小目に打つのはこれが理由になります。

また、AIの影響で主流になっているダイレクト三々も相手の隅の陣地を消すことが辺や中央より優先されるという考えからです。

なので、初手天元というのは相当レアです。ですが研究して短期決戦の時に決まれば破壊力が大きいです。一昨年に六段の昇段試験を受けた際、勝てば合格という試合で相手に打たれて「マジかよ」と心の中で叫びました。

対戦相手の方は相当研究されていましたが、その時は運よく勝つことが出来ました。効率的では無いとは言え、初手天元のロマンを痛感した試合でした。

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