軽井背負子

見たり聞いたりしたことをそのままにしておくと忘れてしまうので、感想置き場にしたいと思い…

軽井背負子

見たり聞いたりしたことをそのままにしておくと忘れてしまうので、感想置き場にしたいと思います。

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好きなもの、が欲しい

昔からずっと、趣味を聞かれることが苦手だった。音楽も読書も映画も、スポーツも勉強も、食べるものや飲み物まで入れたとしても、語れるほど好きなものなど特にない。こだわりがない、といえばそれはそれで良さそうなものだが、大学生くらいの頃は特にそういう自分がなんだかひどくつまらない人間のように思えて、人と初めて話すような場面は緊張したものだ。そしてその「好きなものがない」というある意味では強い自負は、今も変わらず強いコンプレックスの一つとしてあり続けている。 だから近年の「オタク」の

    • アイアンマン から スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム まで23作品を15日間で一気見した感想〜フェーズ3

      公開順に感想を残しておきます、フェーズ3。 ▼シビル・ウォー キャプテン・アメリカ(2016)カット割すごすぎて酔う!けどすごい! まぁ個性の塊であるヒーローたちがこれまでそれなりに団結してきたことの方がすごいから、内部分裂は仕方ない。それぞれの正義は理解するけど、共感するのは圧倒的にアイアンマン100%だった。 戦闘シーンはスパイダーマンとアントマンが良かったなぁ。全体的に暗いというかつらい話なので、このへんの明るさは救いだった。ブラックパンサーのデザインも良かったー。

      • アイアンマン から スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム まで23作品を15日間で一気見した感想〜フェーズ2

        公開順に感想を残しておくパート2。いや、フェーズ2。 基本的に視聴直後の感想です。 ▼アイアンマン3(2013)めっっっっちゃ良かった!!!パーツに分かれたスーツが冒頭から最後まで完璧に使い倒されてて感動した…!動きがかっこいいしユーモラス。 相変わらずのトニーの性格の悪さも最高なんだけど、でもこれまでずっと自分一人の力でやってきた彼が初めて人を頼って乗り切る姿が良かったー。そしてその相棒が子どもってのももうめっちゃ好み。子どものときに見てたらさらに胸躍る展開だと思った。

        • アイアンマン から スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム まで23作品を15日間で一気見した感想〜フェーズ1

          ▼きっかけ会えば映画の話をする人がいる。古い映画から最新作までよく知っていて、毎年アカデミー賞発表前にはエントリー作品をチェックし、発表当日には自分の予想と比べて一喜一憂している、そんな楽しいおじさんだ。 わたしはスター・ウォーズシリーズはできれば公開日に見たいがオタクと言うほど詳しくはなく、話題の映画を欠かさずチェックするというよりは若干マイナーなドキュメンタリーをふらっと見に行ったり、というくらいのかなりライトな映画好きである。 そんなわたしがマーベル作品をほとんど見

        好きなもの、が欲しい

        • アイアンマン から スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム まで23作品を15日間で一気見した感想〜フェーズ3

        • アイアンマン から スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム まで23作品を15日間で一気見した感想〜フェーズ2

        • アイアンマン から スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム まで23作品を15日間で一気見した感想〜フェーズ1

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        • MCU視聴感想
          3本

        記事

          大好きな本『ふしぎな木の実の料理法』

          小さい頃に好きだった本を、久しぶりに買って読んだ。 昔は登場人物たちの話し方が面白かったり、住んでいる家にワクワクしたりと楽しんだと思うけど、こんなにあったかい話だったのか。。 スキッパーはひとりで過ごす時間の楽しさも知っているけど、突然訪れたこのハプニングによって誰かとの楽しい時間を思い出す幸せも知る。だれか訪ねてきてくれないかなあとふと思うスキッパーの変化に驚き、嬉しく思った。誰かにお茶を淹れたいって素敵な感情だよなあ。

          大好きな本『ふしぎな木の実の料理法』

          『聖なるズー』を読んだらもう猫は飼えないと思った

          読んだ感想としてはタイトルの通りだが、その他雑多な感想も含めて。 獣姦、は知っていたけど「zoophilia(動物性愛)」は初めて聞いた。著者が受けた性暴力体験からの始まりは読んでいるだけでつらいものがあったけど、”zoo”たちへの興味関心が必然から生まれたことがよくわかる。 ”zoo”とは、動物性愛者を意味する「zoophile」の略称であり、彼ら自身の呼び名でもあるという。動物とsexする特殊性癖の持ち主かと思いきや、zooは動物との対等性や愛とはなにかを自問し続ける

          『聖なるズー』を読んだらもう猫は飼えないと思った