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借り物競走を突破せよ!(初心者の映画制作講座)

撮影前に、当たり前ですが準備を始めます。

シナリオや絵コンテ、ロケ地や機材といった準備と平行して、撮影に必要な小道具も集め始めます。

小道具の準備について、一番分かりやすいのは必要なものを買うことでしょう。

でも予算が潤沢なわけでもない自主映画では、美術チームが作ったりすることも多いかもしれません。

カルフでは、必要なものを作ることがとても多いです。

まあ、僕が小道具マン出身だから、というのも大きいですが。


さて。

それ以外にも方法があります。

実はその方法が一番多いのではないでしょうか。

それは、

借りる、

ということです。


特に日常を題材にしたドラマなんかの場合は、誰もが一般的に使ってるものを使って撮影することも多く、この「借りる」という行為がひんぱんに行われるはずです。

これは楽ですね。

携帯ストラップがたくさん欲しい。

部屋にちょっとした食器を置きたい。

壁に本を並べておきたい。

オシャレな帽子を飾りたい。

機材やお金ならまだしも、こういった身の回りのものだと、貸す方も借りる方も気軽に行えます。

僕もこれまで、数限りなくいろんなものを借りてきました。

そして、撮影が終わります。

どうなるか。

誰のだったかも分からない小物が大量に出現するのです・・・


撮影前の借り物は、必ずリストを作ること。

助監督なり制作陣なり、担当をつけること。

この辺は意外に基本です。


僕も、人に貸しっぱなしになってる衣装があります。

かと言って、それだけを取りに行くほどのものでもない。

貸し借りって、貸す方にも軽いストレスをかけてしまうんですね。


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