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映像を作る上で必要な機能は、考えなくてもカメラに備わってるんです

前回、映像を悪くする要素と、映像を良くする要素の違いについて書きました。

少し復習します。


「映像を悪くする要素」

 ・色合いがバラバラになった。
 ・焦点が合っていなかった。
 ・余計なものが映ってしまった。
 ・逆光だった。
 ・薄暗かった。
 ・ブレテしまった。

  などなど。

「映像をよくする要素」

 ・構図がかっこいい。
 ・迫力がある。
 ・色合いがきれい。

  などなど。


「映像を悪くする要素」に気をつけ、「映像を良くする要素」をじっくり考える。ということを書きました。

この、「映像を悪くする」マイナス部分がなくなったうえで、「映像を良くする」プラス要因が成り立ちます。

自分が撮った映像に不満がある。
だったらそれが、マイナス要因によるものなのか、プラス要因が足らないのかを考える。

この分析で、皆さんの映像は変わります。
そういった小さな積み重ねで画質が違ってきます。

普通の状況で当たり前にカメラを回せば、どんなカメラでもきれいに撮れるんです。

でも、この「普通」に撮るのがまず難しい。

でも実は、「普通」を目指すコツはシンプルです。
マイナス要因対策はすべて、カメラの基本設定として揃っているからです。


もう一度「マイナス要因」を見てみましょう。

 ・色合いがバラバラになった。→ホワイトバランス
 ・焦点が合っていなかった。 →オートフォーカス
 ・余計なものが映ってしまった。 →これは機能になかった!
 ・逆光だった。 →逆光補正
 ・薄暗かった。 →これは照明の問題かな?
 ・ブレテしまった。 →手ぶれ補正

ちょっと違うものも入ってましたが(- -;)、最低限、映像を作る上で必要な機能は、考えなくてもいろいろカメラに備わってるんですね。

そこから先は、いろんな監督の技や名作のアイデアが本で売られています。

そして、皆さんが撮影をするたびに、経験値がどんどん上がっていくんですね。


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