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超初心者のための映画制作講座

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20年に渡り1000人以上にアドバイスしてきた経験から、初心者が映画が作る時に役立つ情報をお届けします
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#動画制作

絵コンテ"メモ"のためのツール(初心者の映画制作講座)

絵コンテ"メモ"のためのツール(初心者の映画制作講座)

絵コンテを描くための
ツール、ソフト、アプリというものは、
意外といろいろあるんです。

僕は絵コンテの描き方と共に、
絵コンテを描くツールも定期的に調べています。

が、
「これがベスト!」というものは見つかっていません。

どれも悪くはないのだけど、
「これで誰もが絵コンテが描ける」というものがない。

ほとんどのツールが、
「すでに絵が描ける人が便利に使うためのもの」なんです。

だから僕は

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初心者は、ネットより書籍の方が断然いい(初心者の映画制作講座)

初心者は、ネットより書籍の方が断然いい(初心者の映画制作講座)

AI(人工知能)の話題で日々持ちきりです。

どんなに興味ない人でも、テレビ、新聞、雑誌、ネットなどあらゆる場所でその話題を目にしていることでしょう。

ー文字を入れるとイラストを作ってくれる。
ー質問すればスラスラ回答してくれる。
ー動画素材を選べばいい感じにまとめてくれる。

反対派?の人や、否定的な人はよくこう言います。

「質が低い」
「正しくない」

でも、相手はものすごい速さで進化して

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自宅をロケ地にする注意点(初心者の映画制作講座)

自宅をロケ地にする注意点(初心者の映画制作講座)

映画を作る人たちが使うロケ地として、

「自宅」

という選択肢はかなりよくあるのではないかと思います。

僕は結構引っ越しの多い人生ですが、ほぼ全ての部屋で、撮影を行っています。

そこで皆さんに、自宅・自室を撮影場所にすることについてお話ししたいと思います。

まず、自宅をロケ地にすると、撮影が延びます。

それは、制限が無くなるからですね。
天気もあまり関係なくなる。

「この日に終えないと

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絵コンテに描き込まないこと(初心者の映画制作講座)

絵コンテに描き込まないこと(初心者の映画制作講座)

いきなりですが、映画らしい絵というのは、

「陰影をしっかり活かした絵」

じゃないかなと思うんですね。

全体的に明るく、隅々まではっきり目に入る映像もいいけれど、明暗のコントラストが強かったり、シルエットを活かした映像なんかもかっこいい。

分かりやすい例えを出すと、『ゴッドファーザー』のマーロン・ブランドの目が陰になっている、みたいなことですね。

・・・という話をすると、

じゃあそれを絵

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うっかり映画作りを頼まれちゃったら・・・(初心者の映画制作講座)

うっかり映画作りを頼まれちゃったら・・・(初心者の映画制作講座)

ビデオカメラを持っている。
動画を編集することができる。

あなたがこんな状態であることが知れると、どこからともなく、「映画を作ってくれないか」という依頼が舞い込んできます。

内容は大きく2つ。

結婚式で流す映像作品

ミュージシャンのPR動画だったり、イベントの撮影だったりという、依頼者のための映像作品

そして、こういった依頼を受けるのも、大きく2種類の人たちになります。

腕に自信があり

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結婚式のスライドショー動画に必要な写真の枚数

結婚式のスライドショー動画に必要な写真の枚数

先日、F子ちゃんから突然の電話がありました。

僕 「もしもし?」

F子「オリカワさん、ちょっとお願いがあるんですけど・・・」

僕 「どうしたの?急に。」

F子「友だちの結婚式で映像を流したいんですけど・・・」

僕 「・・・」

F子「・・・」

僕 「・・・作ってほしいワケね?」

F子「・・・です。笑」

僕 「で、式はいつ?」

F子「今度の土曜日(4日後)です。」

僕 「ええ!?

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