
挑戦するための道をつくる Karorino加川
Karorino株式会社の代表を務める加川大輔です。
日々、「挑戦」そして「挑戦者」を支えるために活動しています。
創業3年目となり、僕自身も30歳という節目を迎えました。このタイミングで改めてビジョンや想いを整理し、書き残しておきたいと考えました。noteにはまだ慣れておらず、少し読みづらい部分もあるかもしれませんが、お付き合いください。Xにも一部書いてありますが、長編版になります。
加川って誰?
名前:加川大輔
年齢:30歳
趣味:ビールを飲むこと
大企業志望からスタートアップに就職
学生時代は、埼玉の高校から神戸の大学に進学し、六甲山を自転車で登るなど、特に野心や成長意欲が高いわけでもない、のんびりとした学生生活を送っていました。社会に出てからは、freeeという会計ソフトを提供する会社に新卒で入社し、ありがたいことに上場まで経験することができました。その後、石川県金沢市にある社員十名ほどのITコンサルティング会社に転職し、2022年にKarorino株式会社を創業しました。
自分の歩んできた道を振り返ると、「行き当たりばったり」な生き方になってしまっている気もしますが、それは自分なりの決断の積み重ねでした。特に社会に出てからは、スタートアップやベンチャーで挑戦する方々と仕事をする機会に恵まれ、そこで自分の考え方や行動も少しずつ変わり、挑戦する生き方を歩むことになったのだと思います。
少し話を戻しますが、学生時代は本当に一般的な学生だったと思います。学業やスポーツも一定の努力はしていましたが、突出することはなく、就職活動でも安定した大企業を志望していました。しかし、なかなかうまくいかず、大学院進学を決めかけていたときに偶然出会ったのがfreeeでした。当時、サッカーか飲み会ばかりしていた僕にとって、社員数200名ほどのベンチャー企業はまったく未知の存在。ご縁で紹介され、「時間あるので会ってみよう」と軽い気持ちで面談に行ったのが始まりでした。
そこで出会った方たちの「本気で社会を自分たちが変える」という熱意に触れ、その勢いに圧倒されました。正直、事業内容もよく分からないままでしたが、「この会社は本気で何かを成し遂げようとしている」と感じ、その熱量に引き寄せられ挑戦を決意しました。面談では終始微妙な反応をされましたが、奇跡的に内定をいただき、院試の前日に決まったため大学院には進学せず、freeeへの入社を選びました。
freeeで感じた壁と変化、そして今
入社後の最初の半年から1年は全く仕事ができず、成果も出せず、「自分ってポンコツだな」と思う日々。多分、電話をかけることをサボった日もあったと思います。ただ、ある日、とある地方の企業様と商談をしているとき、「freeeならこの企業の未来を変えられるかもしれない」と感じる瞬間がありました。そのときから、freeeのビジョンに本気で向き合おうと決意し、そのために必要な行動を少しずつ積み重ねた結果、次第に成果が出始め、2年目には重要な案件も任されるようになりました。
スタートアップやベンチャーという環境の中で、同じ志を持つ仲間たちと働くうちに、自分も「やりたいこと」に向けて挑戦していく自信が少しずつ持てるようになっていきました。その後、ご縁があり10名程の企業へ転職し、会社の運営や成長をリードする経験を若いうちにさせていただき、次の挑戦を求めKarorino創業に至りました。
余談ですが、Karorinoを創業してから最初の半年間は、仕事もせずに減っていく通帳残高を眺めながら、「自分が本当に目指したいもの」「10年、15年という時間をかけて挑む覚悟ができるもの」を毎日考え続ける日々が続きました。なかなか答えが出ないまま時間が過ぎ、口座残高が10万円を切るほどになった頃、ようやくテーマと覚悟が定まり、無事に生き続けることができました。
Karorinoが目指していること
振り返ってみると、挑戦する選択を取ることができたのは、自分の能力や努力だけではなく、環境やタイミングが大きな役割を果たしていたと思います。もしfreeeとの出会いがなければ、もしfreeeが当時のようなフェーズではなかったら、今とはまったく違う人生を歩んでいたかもしれません。それが良いか悪いかは分かりませんが(笑)。
世の中には、当時の僕とは違って、最初から「挑戦したい」と考えている人が多くいます。また、挑戦する以前に、自分の理想や生き方に対して葛藤している人もたくさんいると思います。それは個人だけでなく、会社という単位でも同じことです。僕は、自分がたまたま得ることができた「ビジョン」や、それを獲得するための「挑戦する機会」や「環境」を、他の人にも偶然ではなく確実に得られる社会を作りたいと考えています。
もちろん、挑戦することだけが人生において重要だとは思っていません。でも、自分が望むものに対して、その想いに蓋をする必要はないとも考えています。望むものを実現するためには、そのための道を進む必要があります。僕は、その道が偶然ではなく、誰もが選び取れる形で存在してほしいと思っています。それぞれのペースで進めるように、挑戦のための道を増やしていきたいですし、高速道路も一般道も整備されている、そんな社会を目指しています。
挑戦することがすべてではないし、「それはお前のエゴだ」と言われるかもしれません。ただ、僕は挑戦できるようになった今、以前よりも「生きている実感」が増えたと感じています。そして、周りのそういう方々も日々を充実させ、楽しそうに生きているように見えます。
僕は、そうした挑戦する人たちを増やし、日本という社会が挑戦で溢れるようにしたい。そして、経済的にも、幸福度的にも、世界一の国になることを目指し、微力ながら一歩ずつ実現していきたいと考えています。
最後に
僕自身、まだまだ知らないことや未熟な部分が多いので、noteやXを通じて皆さんとの出会いや交流から学んでいきたいと思っています。少しでもKarorinoや僕に興味を持っていただけたら、ぜひお話しできると嬉しいです。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも発信を頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
2024年11月14日(埼玉県民の日)
Karorino株式会社 加川大輔
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