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映画とは教養

大切なことはすべて映画が教えてくれた。

そう言えるぐらい本当に多くのことを映画から学んだ気がする。

映画の魅力に出会ったのは小学4年生の時

家族が映画好きということもあり、小さい頃から大人の映画ばっかり観てたんだけど、当時はブラジルから日本に移住してきた私は日本語も話せなくて、友達もいなかったので、学校が終わると家に帰って、とりあえず映画観てた気がするなぁ。

マンガより、映画雑誌買ってたし、普通に遊ぶより映画館に行くほうが楽しかったし、将来の夢が映画監督だった。

人間が10歳の頃にハマってたものとか、好きだったものが大人になってもずっと好きらしい。私にとって、それが映画かもしれない。


映画とは教養

大人になった今でも思うのが、映画ってどんな教科書よりもたくさんのことを教えてくれる。教科書では1つの歴史の出来事としてあっさりと書かれているようなものでも、映画にすることで、それが形を持って、誰かの物語として描かれ、そこに確かにその現実を生きている人たちがいたということをよりリアルに感じることができる。共感もするし、印象に残る。これが映像化から生まれる価値かもしれない。

映画を通して、知らない歴史、知らない遠い国の文化、決して出会えないような人たち、人間の心理、いろんな考え方や生き方に触れることができる。そして、現実ではありえないファンタジーな体験でさえできるのだ。

だから、もっともっといろんな人が映画を通して素敵な世界を観てほしいって本当に思う。

散々自分探しをしてきて、特別な才能なんて何もないって思ってきたし、趣味が映画鑑賞ってありきたりでつまらないって思ったこともあったけど、去年から自分を表現したいなぁと思うようになって、何しよう!と考えてた時に、やはり最後まで残ったのが、映画だった。


もっと映画の魅力を知ってほしい

そうだ!映画の感想をレビューしよう!と思い、映画レビューサイトのフィルマークスを始めてみたり、映画テーマのyoutubeチャンネルを始めてみて、ただ映画を観るだったのが、アウトプットするようになったことで、さらに映画に魅了されている自分がいた。

映画活動を通して、あらためて映画って素晴らしい教養だなって実感している。観方を変えるだけで、同じ映画でも楽しみ方も180度変わるし、観るタイミングによって新たな気づきがあったり、感じ方が違ってくる。

たとえ何も利益なくても、私はこれから映画の魅力を伝える活動をしていきたい。

人間って本当の意味で、誰かの気持ちを理解することはできないんだと思う。そして、この世界のすべてを知ることもできないし、経験することができない。

それだけ、広い地球広い宇宙の中に存在していて、限られた寿命の中でできるなんて限られている。

でも、映画ってそんな世界を見せてくれるし、誰かの痛みを感じることができなくても、映画を通して感情移入をすることで、少しだけ人の気持ちが想像できて、少しだけ物事の違う一面がわかるかもしれない。

そして、少しだけ豊かになれるかもしれない。

少しだけ優しくなれるかもしれない。

そんな映画の魅力をもっともっと発見していきたい。

karo

映画テーマのYoutubeチャンネル






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