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前書き1: 「___・ラジオ・デイズ」目次


予約注文はこちらより

https://karioki.booth.pm/items/1993085


とうとうここまで至ることができました。

C98はエアと化してしまいましたが、5/2より無事BOOTHにて予約の形式として頒布開始です。時勢によりインターネットを介しての頒布となりましたが、チームTwitterというサークル名らしさはあるんじゃないかなと勝手に思っています。

印刷所から現物の方も届き始め、キリが良いので、この辺りで目録というか宣伝めいたものをしようかなと思います。情報はまとまった方が読みやすいので。なおnoteを使っているのは偉大な先人方の真似です。

ガルラジ合同本「___・ラジオ・デイズ」

「ガルラジに関係ことならなんでもあり」というレギュレーションのもと集まった32名分の作品をまとめた合同本です。物理的な厚みもさることながら、後述する作品紹介の通り、作品の厚みもすごいです。

実物

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ご無理を言って14人全員収めていただいためちゃくちゃ可愛い表紙です。表紙はNatch様より。なんでもありで集まった寄稿を包むのに、これ以上ない素敵さに仕上げていただきました。

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手元にあった「野菜1日これ1本」ベースの厚み比較です。一般的なパックの短辺を基準にすると、2冊で1本と同じになります。P278。サイズはA5。ガルラジアクリルボード(全5種、受注生産)と同じ大きさです。

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しっかり自立する様子です。この分厚さは、すべて「ガルラジに関係するもの」で構成されてます。

目次

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全32名参加34作品。作品紹介については、寄稿者の皆さんの開示情報範囲をベースに記載します。明確に宣伝と取れるものについては記事内引用の形式でまとめさせていただきました。基本掲載順準拠ですが時々ずれます。(適宜参加者側からご意見ありましたら増減しますのでお知らせください)

作品紹介

「イントロダクション」3篇


「チーム紹介」「ガルラジ年表」「いままでのあらすじ」の3つについては、共同主催である紙草さんが担当してます。参加者それぞれによる「ガルラジの影響で出力した何か」をより楽しむために「ガルラジってなんだったっけ」を振り返ることができる3編です。


「ガールズ西日本デイズ チーム古賀 提案資料」しまはぁ/PPT

「藤田ゆきの私論」しまはぁ/評論

「なんでもあり」なので、初手からPowerPoint資料が飛んできます。ガルラジの拠点として選ばれなかった(そもそもエリア違い)場所を拠点として提案する資料です。「今彼女達は何しているんだろう」を想像するのと同じくらい、「ここがもし拠点だったら」と想像することは楽しいというの思いが詰まってます。

「藤田ゆきの私論」は、あの藤田さんとは一体なんなのかを分析した評論です。シーズン中様々な手でリスナー達を翻弄してきた藤田さんについて、彼女の立ち位置・役割等を中心に熱く語った文章です。

「2019年度防火ポスター」なにかな/イラスト(カラー)

カラーイラストの方も合同本に収録されております。カラーの一番手は、ポスターです。本当にありそうなポスターなので、いい感じに印刷されてるのを見て笑顔になってほしいです。

「結ちゃん」ツナニキ/イラスト(カラー)

タイトルど直球に白糸さんです。A5ページいっぱいに可愛い白糸さんをカラーで描いていただいております。白糸さんこういうことしてそうだな感がすごいので是非!


「十人十色」立花 伊吹/イラスト(カラー)

ページいっぱいの白糸さんと対になるのは、全員分のドット絵です。それぞれらしい表情が綺麗にドットの中に落とし込まれている上に、カラーの派手さも加わって賑やかです。

「旅立ちの日に」/k2(ケイツー)

カラー4枚目はチーム岡崎、2020年だからこそのイラストです。きっとあったんだろうなという景色が写真のような雰囲気で描かれています!

「オタク ラジオ デイズ デイズ」ぬんさく/エッセイ

評論・エッセイ系トップバッターには、ラジオに影響を受けたリスナーが、パーソナリティとしてラジオをやってみたというエッセイです。オタクラジオ として不定期に配信されているぬんさくさんならではの視点で体験談が綴られています。

「ラジオと旅の哲学: 重なった世界の経験」難波優輝/評論

ガルラジの不思議な鑑賞経験について、「リアル」さの話について。リスナーが得てきた体験を美学という観点から分析した評論です。美学という言葉に馴染みがなかった自分も、なるほどなと頷きながら読める文章でした…!

「質感から考える メディアなきフィクションとしてのガルラジ 」シノハラユウキ/評論

https://sakstyle.hatenadiary.jp/entry/2020/05/02/173302

紹介文はシノハラユウキさんのブログにもありますので、是非そちらをご参照いただけたらと。ガルラジを語る中で度々リスナー間で話題となった「質感」というワードをキーにして、「ガルラジとは」というものが掘り下げられています。


「金沢から東京の行き方 世代別まとめ ~鉄道編~」青梅さん/エッセイ

「なんでもあり」なので鉄道の話もあります。チーム徳光の二人、そして手取川さんの母親くるみさん。三人が目指した東京について、こんな景色があったんじゃないかというものが語られています。鉄道ファンならではの文章です。

「ググって得られる質感情報」三代目マルチプル高橋/エッセイ

彼女達の生活する場所、拠点についての情報まとめです。どんな街で、どういうことが特徴で…というもののうち、各チーム共通の項目がまとまっているので比較もし放題です。


「ガルラジを愛して、NEXCO中日本へ就職しよう」さめぼこ/ES

「なんでもあり」なのでES(エントリーシート)も飛んできます。ESってカテゴリだったっけと思いつつ。「ガルラジに関係するものなら」という縛りの中で、こういう形で関係したものが出てきたのは、かなり感動しました。


「岡崎の音がする」あっつ/漫画

タイトル通り、チーム岡崎の3人の漫画です。和気藹々の3人が大変可愛い形で、見開きに収められています。聞こえてきますよ、音が…!


「ガールズ・四コマ・デイズ」ビッグ鬱(丸井)/漫画

各チーム全部を網羅しているガルラジの四コマです。サンプルで掲載されてる一コマ一コマがどんなコマと繋がっていくのか、是非合同本を手に取って見て頂けたらと思います。

「そうやって僕らは声を届けよう」ユキ/漫画

どのチームにもやってきた「あの日」について、チーム徳光の場合はどうだっただろうというP7の漫画です。

「テーマソングをオルゴールで演奏するべし」ル/技術解説

「イラスト集+ガルラジかるた」ル/イラスト

「なんでもあり」なので技術解説も飛んできます。オルゴールについては様々な制約を踏まえつつ、オルゴール改造して任意ソング流そう!ガルラジのあの曲で出来ました!というもので、手順や解説も記載されています。

イラストの方は、9Pの中に各チームの様子が描かれています。掲載はモノクロですが、色まで想像できそうな鮮やかです。

「そしてアタシが帰ってくる」大石ハツ/小説

ここから創作物系小説編として、小説が続いて行きます。トップは、リスナーがガルラジを知る前の物語で、ギミックが楽しい一編です。

「名を捨てて実を取る」hirobee/小説

チーム御在所の小説です。出だしから微笑ましさ満点のやりとりと、神楽さんらしい語りが読める一編です。


「さよならサマータイムマシン」せーはく/小説

ありがたいことに初めて小説を書いてみたという方もいらっしゃるという。「自分にしか書けないものを」の通り、書き手のラジオへの見方も絡んだ文章です。

「富士川2020大感謝祭 -GA MANZAI-」基本的人権/小説

台本風の小説として、各チームによる漫才バトルです。それぞれのチームがどんな形で笑いをとりに行くのか、熱い戦いです。

「電波は届くよどこまでも」けいせん/小説

なんと全員出ている物語です。拠点を構えてラジオをしていた彼女たちが、拠点を移しながらもまたラジオをやるという。しかも、宣伝通り南極です。

「二時間だけのバカンス」だー/小説

チーム徳光。「メリバ(=メリーバッドエンド:
読者や観客側の解釈と劇中の登場人物側の解釈によって幸福と不幸が入れ替わる物語の形式を指す言葉。by某大百科)」の物語です。とても綺麗に転がっていきましたね…。

「釣り人と兎」クロベ/小説

チーム岡崎。タイトルのモチーフ通り、桜泉さんと二兎さんのお話です。二人それぞれの心情が、細やかに描写されています。

「スターゲイザー」ケイスケ/小説

チーム徳光、吉田さんの物語です。吉田さんはガルラジの登場人物として紹介されるまでに様々な紆余曲折あったんだろうなという感じですが、その一つを切り取っている文章です。


「ガールズラジオ チーム岡崎 卒業式特別編」のらのらン/小説

「なんでもあり」なので台本も飛んできます。台本台本テンプレートに落とし込しこまれたチーム岡崎の卒業式特別編です。タイムテーブルもBGMもあるという細かさです。


なお、のらのらンさんには後述のおまけコンテンツの技術台本担当としてもご協力いただきました。

「星を掴める距離」みそぎ/小説

チーム徳光の二人による深夜徘徊の小説です。あの白山の空気感も暗さも、そのまま込められてる文章です。


「三十八万キロは遠すぎる」小島優/小説

「2X歳にもなって未だにサンタクロースを信じている」「必死でサンタクロースをやる」の宣伝通りの小説です。チーム徳光の二人を中心にしつつゲストもいます。

「三位一体!」mktbn/小説

チーム富士川、年末年始のお話です。「2019年はガルラジ」と「2020年もガルラジ」の中間地点、あの三人のやりとりが宣伝通り高精度に綴られています。

「どこにもないような、ここにしかないような」kk_h/小説

チーム岡崎のお泊まりの話を書きました。エア無配はノリで用意したもので、合同本に収録されているものは時系列としてもう少し前の話になります。小話ですがタイトルを長くしすぎて小説レイアウトに落とし込むのに結構調整が必要だったのが大変でした。


「ミックスソフトの嘘つき二人」そろそろローソク/小説

チーム徳光、エイプリルフールのチーム徳光の小説です。徳光、なんかこう嘘が似合うんですよね…。

「シスターズ・イン・トーキョー」末茶藻中/小説

チーム双葉、花菜さん視点の物語です。彩美さんの勢いに巻き込まれる形で、三人揃って東京の街を行くことになるという。花菜さんが何を見てどう感じたのか、初めから最後までサンプル通りの密度で描写されてます。

「あいにいく」紙草/小説

お気付きの方がどれくらい居るかもですが、実は初報時点ではP276(仮)となっていて、現在はP278です。2P分の増加が発生してました。エアと化さなければ掲載されなかったかとしれない作品です。

「なんか歩いていけるらしいよ」鶏七味/短歌

「なんでもあり」なので短歌も飛んできます。この寄稿が一番最後に置かれてる理由は、きっと読んだら分かって頂けるんじゃないかなと思っています。

「参加者あとがき」


おまけ

紹介中にもちらっと触れましたが、本合同本にはおまけとして希望者に「ガルラジに影響を受けたオタクがラジオを撮ってみる」という趣旨の「オタクラジオ」が付属します。合同本寄稿者の3名と技術担当1名を巻き込み、ノリと勢いの1h越えコンテンツなので、ご興味のある方がおりましたら注文時に【おまけ有】を選択頂けたらと思います。

なお、コーナーは「ふつおた」「ガルラジ一年の歩み」「ガルラジクイズ」「ガルラジ村民調査」となります。