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今日の文房具 4

Pentel
ぺんてる株式会社

ボールPentel    青
品番:B100-CD
JAN:390134
¥110(税抜¥100)


個人的に好き嫌いを推していくのは違うかなと思うのですが、もうこれに関してはスッッッッッッッッッッッッッキ!だいッッッッッッスキ!観ているだけで涙が出てくる気がするくらいのこのエモーションをどう表したら良いのだらう。

意識していないと、どんどん違う所へフライアウェイしてしまいそうです。

近所の文具屋さんで同時に赤・黒、一気に買いました。一年ほど前だったと思いますが、それ以上の期間、ワタクシとこの方との間には深い愛と葛藤の物語があるのでございます…。

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はい、
通常の私の文房具の買い方は、
「惹かれる→手に取る→眺める→惹かれる→書く・描く→惹かれる→買う。」
ボールぺんてるは、
「惹かれる→手に取る→良い→書く・描く→良い→欲しい→迷う」
少なくとも3年は繰り返しました。
この子は私のところに来たら幸せなのか、とか、本当に私はこれを欲しているのかなど、「第1365回 全日本優柔不断大会」と「第78回 倫理的・哲学的思考がしたいお年頃大会」の開会が次々に宣言されてしまい。まあ、今思い返してみるとその頃から、増えていく文房具たちに「買うときには心から欲しいと思えるものなのか、よく考えなさい」と言われていたものです。

…。

はい。軸の色がグリーンてところがまず素晴らしい。一般的に棚に並んでいるボールペン、事務的なものは主に軸がクリアケースになっていて、インクの色や残量が一発で分かリマス。そこには焦点を当てずに、この感じを作り上げたぺんてるさん、フロイデすぎます。
 ああ、もっと色々あるけど、止まらなくなってギアチェンジが追いつかなくなりエンストするのが目に見えてるので一旦3速くらいで安全運転に変えます。

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(↑実際もっと鮮やかな色しています。青寄りの紺色的な…、水性インクです。)

書き心地も特徴的で、手がボールを動かしている触感をキャッチして楽しんでいるのです(伝われ)。0.6mmのボールから出るインクは万年筆の濃い感じ。うーん、万年筆のインクがスマホだとしたら、ガラケーなイメージです。いや、ショルダーホンとガラケーの間くらいかな…。固定電話では無い…。
まあとにかく、書いていて気持ちがいいのです。インクはガラケーで書き心地はMT車です。はい。共感してくださる方がいらっしゃったら嬉しいです。ハハッ

調べてみたら1972年発売だそうです。もちろんワタクシ生まれているわけもなく。この世に存在のかけらすらないときに、生み出され生き続けてきたボールPentel。四半世紀近くときめきを与え続けているなんて、もう何にも例えようがないくらい素晴らしいことだと思います。
古代ギリシア悲劇のように…やはり素晴らしいものは残り続けるのだなと…
(どうしよう、いきなり製造終了とか言われたら。色々泣く)

愛多めの今回のnote。楽しいなあ。

ああ、そう。書き心地っていうのは、書いている時の心持ちなイメージです。世間一般での書き心地という言葉の印象では「最高」です。
では


今日の文房具、第4号 ボールPentel

これにて。


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