「サレンダーが苦手でマリッジブルー」お悩みに回答しました。結婚っていいものですよ♡
湘南に暮らす心理カウンセラー
渡辺サヤです。
本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。
ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。
『現在35、マリッジブルーです。責任感があり、受け取り下手です』
相談者：ラパンさん
人を頼ったり甘えたりすることが苦手です。
女性性のことを勉強して受け取り下手なのだと気づきました。
責任感があり、サレンダーすることが苦手です。
現在35、マリッジブルーです。
自分が幸せになることにも、抵抗があるようです。自分でできる所までやりたい（主導権を握りたい）と思ってしまいます。反面もう一人で頑張りたくないという気持ちもあります。
どのように自分と付き合っていけば良いでしょうか。
ラパンさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
簡潔に相談文をまとめてくださったのに、回答が結構な長文になってしまいました・・・
どうぞリラックスしてお読みいただければと思います。
人は幸せになる恐れというのがあります。
具体的に「この結婚のここがどうしても心配」というのがある場合には、また違った話になってきますけれど、今回は「サレンダーするのが怖い」というところに焦点を当てて回答させていただきますね。
＊＊＊
実は、私も５年ぶりに復縁して２カ月のスピード婚だったもので、マリッジブルーはすさまじかったです。
「あんなに結婚したいって思っていたのにねえ」と周囲から言われるほど情緒不安定な時期がありました(笑)
そして、よくマリッジブルーの原因の一つとしてあがってくるのは「もし失敗したら・・・」って不安があると思います。
特に、ラパンさんのように自立的で責任感が強い方だと、相手のことやご両親のことも考えたうえで「絶対に失敗できない！」って思ってしまいますよね。
でも、結婚なんてしてみないとわからないことだらけです。
実際に私も結婚前に心配していたことは「夫の浮気」でしたが、結婚後は「夫の実家のこと」が一番の悩みに変わりました。
いい加減な回答に聞こえてしまったら申し訳ありませんが、別に離婚したっていいんですよ。
離婚は失敗と思われる方もいらっしゃいますが、離婚はその方の人生で一つのプロセスにすぎません。
既婚者40代の世間話みたいになってしまいましたが、ちゃんと心理カウンセラーらしく、もう少し別の角度からお話していきます。（上記もちゃんと真面目に回答しているつもりです！！）
サレンダーの恐れや結婚に不安を感じている時に、その感情の中に入っていくと、自分が一体何に対して一番怯えているんだろう？ということがわかってくると思います。
「パートナーに対して自分を全て見せるのが怖い」「共同生活の不安」「お金や仕事の不安」「新しいことをすることの不安」
一言でサレンダーと言っても、じっくりその感情を紐解いていくと、具体的に色々出てくると思うんです。
ひょっとしたら本当に怖いのは「今までの自分から新しい自分に変わること」なんていうのもあるかもしれませんね。
「しっかり者で責任感も強い自分」という存在から、サレンダーすると別の者になってしまいそうで怖いとかね。。
結婚が決まったということもあり、今ラパンさんは女性性がいつも以上に強いのではないかと考えられますが、女性性が強い分だけ、感受性が強く、恐れも感じやすいのです。
逆にその女性性を上記のような「不安や恐れ」ではなく、「ヴィジョン」の方に向けられたら、きっとワクワクする気持ちが沢山出てくると思いますよ。
これは一例ですが、「結婚したらやりたい事リスト」を作ってみるとかね。これだけでもワクワクしませんか？
もちろん完璧は求めませんのでやらなくたって良いのですが、「夢を持つこと」を自分に許可してあげると、自分の中に居る女の子の部分が喜んでくれると思います。
女性性がより元気に豊かになってくると、コントロールを手放したっていいかなあという気持ちも出てきやすくなると思いますよ。
表現が難しいですが、なんか・・・フワフワとしてくる感じとでも言いましょうか。
＊＊
また、「起きていることは全て正しい」という言葉があります。
多少「しまった！」なんてことがあったって、もっと先に自分の人生を振り返ったときに、あれでよかったのだ。と思えるようなことが沢山あるものです。
しかし、起きた出来事を前向きに捉えられるようになるのは、大抵ずっと後だったりするんですよね。
まだ見えぬ自分の未来をどれほど深く信頼できるか？
ということが、サレンダー出来ることに繋がってくるのです。
「結婚したらこうあるべき」とか、責任感の強さから構えてしまうと、自分にもパートナーにも厳しくなってしまってお互いの関係が辛いものになってしまいます。
夫婦というパートナーシップをうまくいかせるコツは、自分も相手もお互いに許し合うこと。完璧を求めないことです。
私はよく言われる「妥協する」っていうのとはちょっと違うと思うんですよね。
なんとなくね、、日々の生活の中でお互いに許し合ったり、庇い合ったり、、いつも無条件に見方で居てくれる。
家に帰ればなんとなく認めて許してくれる存在がいる。なんとなく気遣ってくれる人がいる。
それだけで、立派にパートナーとしての役割を果たしていると思うんです。
そう考えると、結婚したとしても大きな変化ってあまりない気がしますし、必要以上の大きな責任を感じる必要もない気がします。
＊＊＊
私ですが、結婚してからあっという間に１２年目を迎えました。最近はお互いの白髪をからかい合っていまして（笑）しょうもないことでふざけあっております。
夫の白髪が愛おしくてたまらない・・・
そんな気持ちで生活できますことに幸せを感じています。
結婚っていいものですよ☆
また不安になったら公式LINEから連絡くださいね！
きっとお役に立てる気がします(^-^)
渡辺サヤ
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