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傷ありの超自立男性との恋愛、諦めるべきか続けるべきか・・・

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

ロックマンのご相談はつい出てきてしまいます!

本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
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『戦い続けているロックマン彼氏と決別の決意がつきません』
相談者:ぴいさん

はじめまして。根本師匠のブログはじめいつも皆様の記事を拝見して勉強させていただいております。長文になってしまい恐縮ですがお力添えいただけたら幸いと思い投稿します!

【彼】30代前半・バツイチ子あり(親権は元嫁)・経営者
超ロックマン。幼少期から何でもできて目標を遂げるために頑張る必要がなかったタイプ。自称天才。でも他人の気持ちが分からない、人付き合いが下手と自覚。かなりのハードワーカー。
【私】30代前半・バツイチ子なし(約4年前)・一人っ子
自立系武闘派女子。どこにいっても「姫」とよばれる気質ながらバズーカは持ち運んでいた気がする。こうと決めたら猪突猛進で悩むのが嫌い。恋愛で悩んだことはなかったし自己肯定感は高いタイプ。

共通の友人が居ない関係ですが彼の離婚過程をそばで見守っていました。(実は私の存在が最終的に離婚を決意した理由と後に明かされました)
話を聞けば昔からロックマンの気質はありますが、やはり家族との別れがかなりダメージなんだろうと思います。特に子供への罪悪感は半端無さそうです。私からしたら、自分で決めたのにくよくよすんな!ですが笑

当初から親密感の恐れが半端なく、私と付き合うことも躊躇ったし頻繁にシャッターを下ろされ、数時間後~翌日には帰ってくるを繰り返していました。
モラハラもあり、心が消耗しすぎて自己肯定感を完全になくし私から別れを告げましたが、彼が1か月後に猛反省して復縁。そうそう!それを分かって欲しかったの!という言葉をたくさん述べてきたのです。

とはいえ簡単に変わるわけもなく。復縁後しばらくは気持ち悪いくらい別人になりましたが
やはり「俺様」「シャッター」がちょこちょこ発動するように。私も真正面で受け止めて剛速球で返すのではなく、流せるだけ流して優しく接しようと自分の時間を大事にすることを心がけたり。
それでもモラハラ期に刷り込まれた縛られている感覚がなかなか抜けず、、、彼のシャッター発動で一向に関係が進まないことによる焦り、「俺に全部合わせてもらわないと無理」という言葉に了承した自分への責任感、それをやってきたという過去の彼女(元嫁)達への競争心、彼の辛さや苦しみを楽にしてあげたいという願望、一人で生きていく覚悟をしていた私を救ってほしいという本音などなどが私を支配していて、彼が不機嫌にならないよう無理に即レスしたり、彼の辛さを包み込めるよう無理にやさしくしたり、仕事で会えないことへの理解も本気で思考回路の組み替えに取り組んでしまいました。

本当は私ももっと甘えたいし、早く同棲もしたいし、日常のくだらないことで笑い合いたいし、仕事の相談もしたいし、デートの計画も気軽にたてたいし、会いたいと大声で叫びたいんです。
でも忙しすぎる彼とは連絡も途切れ途切れで、「寂しい思いさせてごめん」「時間があれば話聞くね」「暇が合えば会おうね」という彼に「時間は作るもんでしょ!キーっ!」って思ってしまうし、攻撃的な言葉を投げられると「不安なら不安って言えよ!攻撃しないで!」と思ってしまう。

私、結局彼と戦ってしまうんです。
今は前回の決別ぶりに私がド正論の大砲バズーカをぶっぱなしてしまい、案の定「別れよう」ときて膠着。

自分ともっと向き合って女性性をもっと開放できたらもう少し楽に関われるのかなという気持ちと、真意じゃないと分かりつつ彼の言葉に傷ついてしまうなら自分のためにやはり終わるべきかなという気持ちがせめぎ合ってます。

私、彼のこと本当に大好きなんです。こんなに好きになれて幸せです。
本当はずっと一緒に居たいです。
でもきっと彼も私を抱えているのは苦しい。彼のためにも私のためにも決別した方が良いと分かりつつ、彼が戻ってきたら「私また頑張るから」と受け入れてしまう気がします。今までで一番、決別することを冷静に受け入れられていますが、猛烈に彼に会いたいし優しくぎゅっと抱きしめてあげたい。
どうやって自分を解きほぐせばいいんでしょう・・・好きならもういっちょやってみたらいいですかね?笑

ぴいさん
ご相談いただきましてありがとうございます。
 
お気持ちわかりますよー!!!
 相談文を引用して回答していきたいと思います。
 

>やはり家族との別れがかなりダメージなんだろうと思います。特に子供への罪悪感は半端無さそうです。

一緒に暮らしていても、ただでさえ親は子供に罪悪感を持ちやすいものです。離婚して一緒に暮らせないとなると、罪悪感も計り知れないと思います。

子供への罪悪感から「自分だけ決して幸せになってはいけない」そんな感情が彼の中にはあるんではないでしょうか。

恐らく離婚するまでも相当葛藤し、限界を感じて離婚はしてみたものの、子供への罪悪感は相当だと思います。

>モラハラもあり、心が消耗しすぎて自己肯定感を完全になくし私から別れを告げましたが、彼が1か月後に猛反省して復縁。そうそう!それを分かって欲しかったの!という言葉をたくさん述べてきたのです。

彼は自分のどこがいけないのかわかっているんだと思います。
でも、今は直せないんですよね。

直せない理由は「恐れ」です。
 
その葛藤が彼に余計に罪悪感を抱かせる原因になっています。
 
自分をこれ以上責められないくらい責めていると、心の器から感情が溢れ、目の前にいる女性にその罪悪感をぶつけてしまいます。
 
こういう時は、彼が攻撃しているのは彼女であるぴいさんではなく、本当は彼自身なんですよね。
 
彼は本当に自分に腹を立てていて責めているんだ。

ということを理解してあげると、ぴいさんとしては彼をこれ以上悪者にしないように距離をとってあげるということも愛情だと思います。
 
ぴいさんのような愛情が深い女性は、彼を理解してあげたい気持ちが大きいので、自分が多少傷ついても彼の傍にいてあげることを優先する方は多いです。
 
しかし、相手を信頼して遠くから愛情をかけてあげる。
彼のモラハラが発動したら距離をとってあげるというのも、愛だと思うんですよね。

>「俺に全部合わせてもらわないと無理」という言葉に了承した自分への責任感、それをやってきたという過去の彼女(元嫁)達への競争心

うんうん!わかりますよー、痛いくらいにわかります。
 
今までの女性たちの中でナンバーワンになりたいですよね。

それほど自分は彼を特別に思っているんですから、彼からも同じように思ってもらいたいですよね。

しかし、今までの彼女たちは捨てられるのが怖くて「合わせてきた」可能性もあります。

そして、彼もそういう相手じゃないと、お付き合いできなかったとも考えられます。

そして、結果的には全員関係が終わったんです。(ここがポイントです)

彼が自立、女性が依存の関係が固まってしまっていたので、上下関係が出来てしまったのではないでしょうか。

すると、その関係性はパートナーシップではなく主従関係になりますので、やがて限界がきて終わりを迎えてしまいます。
 
終わらなかったとしても、幸せなパートナーシップではないんですよ。
 
自立の相手にはやっぱり自立的な方が合います。
そして、自立と依存の関係性がくるくると入れ替わる関係性が最もパートナーシップでは良いとされています。

 
お互いに甘えられるし、お互いに支えられる。
そんなwinwinの関係が理想なんですよね。
 
それには信頼関係が必須になってきます。
相手を信頼していなければ、自分の弱いところ見せられませんから。
 
では、そうやって信頼関係を築いていけば良いのか?
というところになってくるんだと思うんですよ。
 
それにはまず、「彼の攻撃的な態度に対しては、NOと伝えても、彼の存在自体を否定せず、少し離れたところから見守り続けること」が大事になってくると思います。
 
一言で書きましたが、これが結構難しいと思います。

だって、自分のニーズを満たせずに、相手を見守ることになりますからね。

>本当は私ももっと甘えたいし、早く同棲もしたいし、日常のくだらないことで笑い合いたいし、仕事の相談もしたいし、デートの計画も気軽にたてたいし、会いたいと大声で叫びたいんです。

彼は現在、このぴいさんのニーズをなかなか満たしてくれない相手なわけです。
 
この気持ちを抑えたまま彼と付き合い続けると、いずれぴいさんに限界がきて燃え尽きてしまうことになるんです。
 
この自分のニーズ(感情)をどれだけ自分で解消できるかがポイントです。

〇 自分の感情をただ受け入れる。そんな自分を認める。
〇 何が一番自分のとって大事なことなのか。
〇 何が自分にとっては受け入れられないのか。
 
この感情に向き合ってみることで自分という女性がより理解できると思いますし、何よりも女としての自分の価値を受け取るきっかけになるような気がします。

>「俺に全部合わせてもらわないと無理」

もう一度引用しますが、今現在、彼は思い通りにならないことへの耐性が弱いんです。
元からそういったところがあるんでしょうが、離婚という傷によって心の器の耐性が特に今は弱くなっている気がします。

そんな時には、ただ、彼の感情に寄り添ってあげる。
彼の感情の受け皿になってあげることを私からはご提案します。
 
見捨てられ体験(彼にとっては別れた女性が全員自分を見捨てたことになっています)によって傷ついた心というのは、受容される体験によって修復されていくからです。
 
受容されるというのは「自分が感じていることをそのまま認めてもらう」ということです。
 
例えば彼が表面上には怒っているんだけれど不安でいっぱいの時は
「不安だよね。私も不安なの」とか、

彼が自分を責めてシャッターが下りた時には
「こんな自分って思ってしまうけど、それでも大事に思っている」とか、

彼が鏡の中の自分を見て、はじめて自分の姿に気づけるように、
相手女性が映し返してくれる言葉を聞いて、初めて自分の感情に気づけたりするものです。

そうはいっても、そんなチャンスもなかなかもらえない。
 そんなこともお付き合いの中であると思います。
 
しかし、やれることを全部やったら、ぴいさんの気持ちも今とは違って定まってきやすいのではないでしょうか。
 
ロックマンネタは話し出すとキリがないですね・・・笑
 
まだまだご相談に乗れると思いますので、
公式ラインから是非ご予約お待ちしておりますね!

 
渡辺サヤ

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