学会アンケート調査

▼学会の各班、全職員を対象に「学会での活動に関するアンケート調査」を行いました。
組織として、または班をまたいでの改善点を挙げていただいた中から、班ごとにいくつかの意見内容を公開します。

【調査班】
▶️現場に足を運び怪異が絡んでいる可能性のある事象の調査を専門とする。人員は各班で一番多いが、大半は現場に出ているため施設内での滞在時間は少ない。情報のない未知の怪異と対峙するため危険を伴う。

　[意見]
・管理班からの報告書催促が辛い、圧が強すぎる。調査を終え、急ぎで別件の現場に向かうよう指示されたと思えば、終えた調査の報告書を早く出せと催促される。一律の締切ではなく、個々の活動量に応じた現実的な締切設定をして欲しい。

・会員証を紛失した。学会施設に入れなくなっている。
(※現在、先の怪異侵入騒動によりセキュリティを強化中です。会員証を紛失された方は学会サーバーにて会員証の再発行を依頼してください。アンケートでの報告ではなく各自個別に連絡してください)

・反学会の市民団体に粘着され調査を阻害される。一般市民からも誤解を受けかねない。市民からの理解を高めるような広報活動を望む。

・実際に失踪した調査員と失踪扱いとして報告されている調査員の人数が合わない。もっと多い。

・休日がたくさん欲しいです

・一部の目立つ調査員と我々下っ端の調査員で扱いが違いすぎる。我々だと許されないことでも目立つ調査員だと許されているように思う。平等にして欲しい。

・研究班と解析班が過去一度だけ強く結託し、調査員を実験台のように扱った事実を公開するべきだ。
(※この件について詳細を伺います。関係者は個別にご連絡ください)

・今まで支給されたものを紛失したことは一度もないが、新しい会員バッジを失くしてしまった。他のよく物を失くす調査員と一緒にしないで欲しい。申請するのが気が重い。
(※何度かお知らせでもお伝えしておりますが、新バッジにつきましては怪異汚染の影響で紛失しやすくなっている可能性があります。現在は紛失していないバッジを回収中です。連絡事項をこまめに確認してください)

【研究班】
▶️調査員が採集した、あるいは市民が持ち込んだ怪異汚染の影響を受けているであろう“生物”の研究を専門とする。未確認状態の採集物が生物か物質かが曖昧である場合、解析班とどちらが引き取るかの会議を行う。

[意見]
・絶対に生物なのに採集物を解析班が難癖をつけて取り上げようとするのがイヤだ。

・会議で研究班が引き取ることが決まった後にも解析班がねちねち何か言ってくる。

・研究班と解析班の班長同士がなかなか引き下がらなくて会議が長引く。

・引き取る採集物と人員が釣り合っていない。家に帰れない。

【解析班】
▶️調査員が採集した、あるいは市民が持ち込んだ怪異汚染の影響を受けているであろう“物質”の解析を専門とする。未確認状態の採集物が生物か物質かが曖昧である場合、研究班とどちらが引き取るかの会議を行う。

[意見]
・予備の解析用機材を所望する。メンテナンスで作業が一時中断される為。

・調査員が持ち帰る採集物に調査員の手が加えられている場合がある。解析の正確性を高める為、怪異物質としての純度を保った状態で持ち帰ってほしい。

・研究班からの理屈の通らない主張に解析作業を邪魔されている。内容をまとめてメールで送るようにして欲しい。

・毎年広報活動に解析班の人員が割かれすぎている。解析班の人間が一般市民とのふれあいに適しているとは言い難い。

・解析室のドア前に人間の爪を置いていくのはやめてください。

【管理班】
▶️各班の間に入り活動を円滑にするための補助や、調査の際に学会が引き取った資料価値のあるものを管理する。一般向けの広報活動も行っている。

[意見]
・一部の調査員たちが一向に報告書を出さないため、調査班全体に強く圧をかけてしまう。真面目な調査員を班全体の連帯責任とするには酷なので、報告書の締切はきちんと守って欲しい。

・研究班と解析班のいざこざに毎回管理班が仲裁に入る役目となっているが、頻繁に呼ばれて他の仕事が溜まってしまう。

・調査員たちが物を失くしすぎる。再発行などの手続きに時間をとられる。紛失を防ぐ方法を考案していきたい。

・深刻な怪異汚染の影響を受けている植物を押し花にして管理班の人間に配るなどの異常行為はやめて欲しい。
(※個人を特定しました。厳重注意いたします)

・人手が足りなさすぎる

---

これらのアンケート内容からも分かるように、班同士でのすれ違いや、互いの活動内容を把握していないが故に生じる不満などが多く見受けられました。各班専門性が高く、交流の場が少ないことも原因となっています。
また、内部調査が必要となる回答につきましては、後日調査報告書を作成いたします。

アンケートの全回答は学会のサーバーにて公開中です。個人端末からご確認ください。

ご協力ありがとうございました。