【ドローソースの秘訣】勝ちたければ〇〇しろ!!
◆貯金という概念
2022年5月現在、七宝船、天使の施し、強欲な壺など
様々なドロー手段が増えました。
そのドローソース、無駄遣いしていませんか?
確かに、ドローする瞬間は気持ちがいいものです。
オリパだって開封する瞬間がピークとも言えます。
しかしその結果、引きたいカードが引けず、手札を持て余し次のターンで動けない…なんて事を一度は経験したことがあると思います。
即座に発動しない、という選択肢も時には必要なのです。
ラッシュデュエルにおける魔法罠ゾーンは、
いわゆる“貯金”のようなものです。
セットすればするほど、+5枚のドローと合わせて戦うことができます。
モンスターゾーンがガラ空きにされても3枚セットしていれば、返しのターンに8枚のカードで戦えるわけですね。
ドローソース(以下ドロソ)はデッキの回転率を上げるのはもちろん、
保険としての役割もあり、魔法罠ゾーンにセットしておけば、次のターンに動けない手札でも、さらにカードを引き込むことができます。
◆ターン毎の目標を決める
いくらドロソが使える状況でも、
「既に強い手札や△△(ミラーフォースなど)をこのターンに引かないと負ける…」といった特定の事例でない限り無理して使う必要はないわけです。
つまり【強く動けるターンはそれ以上引き込む旨味が少なく、過剰な行動】となります。
そのターンの目標を決めて、
目標に達しているようであればドロソを次のターンの保険に残しておく。
これらを意識すれば、ターン毎のムラが少なくなり勝率も上がるはずです。
◆実例紹介その1
※サンプルレシピ、いわゆるパラレルオーダーデッキです。
自分は上記のデッキを使用し先行を選択したと仮定。
相手のデッキはまだ不明です。
初手この5枚、あなたならどう動きますか?
私の場合下級3枚セット、壺潜入セットで返します。
3枚の壁+魔法罠ゾーンに2枚置けているので、先攻としてはこれ以上ないくらい上出来です。
壺を発動して更に下級を引いて持て余したり、
上級2枚を引いて壁を薄くするリスクを取るくらいなら
次のターン壺込7枚の手札+セットカードで戦う方が事故回避を担保しつつ、強力な動きが出来るはずです。
◆実例紹介その2
パラレルオーダーのミラー、レシピはお互い上記のタイプと仮定。
相手の場にはオブリビオンとミルキーが2体、魔法罠0。
一方自分はモンスターゾーン、魔法罠共に0の状況でこの5枚をドロー。
この状況も同じく、ドロソを使わないことが正解になるパターンが多いです。
確かに潜入開始を引ければ、メテオチャージを使う事で相手の上級を2体処理でき、一気に逆転できますが、それもかなり期待値の低い行動になります。
下級を切って、割に合わないドローをして状況が覆るのはよっぽどな確率です。
大人しくセットして、次のターンにその分強い動きをした方がマシな事が多いです。
◆時には割り切りも重要
ここまでドロソを使用しないパターンばかり紹介しましたが、無理やり引きにいかなければならない時もあります。
・相手場にドラギアスやイノベイターが残っている
・相手セットにメテオチャージが確定している
などなど…
ターンを返すと負けうる状況の場合は事故割り切りで引きに行く気持ちも大切です。
◆総まとめ
ここまでつらつらと述べてきましたがおさらいです。
・魔法罠ゾーンは“貯金”
・そのターンの目標を決めて打つか判断する
・負ける状況は割り切りで打つのも大事
以上3点です。
あくまでこうした方が良い事が多いよ!という選択肢を広げる為の記事です。
状況によっては必ずしも正解とは限りません。
それほどラッシュデュエルも奥が深くなりつつあるという事ですね。
日本選手権も開催される事ですしもっともっとラッシュデュエル界が盛り上がってくれる事に期待しています。