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オケチラが強い! 新スタン環境のアブザンジャンクを紹介

待ちに待ったMTGの新パック「灯争大戦」がついに発売された!

俺は新パック追加後の混沌とした環境が好きで、パックを剥いて出てきたカードからどんな(クソ)デッキが組めるか考えていると幸せな気分になってくるタイプの人間だ。だから今回も早速デッキビルドに取り掛かった。

30パック程剥いて出てきたカードを眺めながら俺が目をつけたのは、
「永遠神 オケチラ」だった。

オケチラは3/6の二段攻撃持ちのクリーチャーで、クリーチャーを唱えるたびに4/4トークンを出す効果がある。更に死亡か追放領域に置かれることでライブラリーの上から三番目に置くことが出来る。

テキストを見た時の俺は「こいつ、雑に入れても強くね?」と思っていた。

なので白のデッキに適当にぶち込んで回してみたのだが、結果は思わしくないものだった。

まず、5マナというのがキツい。直線的なデッキでは土地から5マナ出せるようになる頃には手札がほぼなくなっており、オケチラを出したところで後続がいないためトークン生成が出来ないのだ。

また、ライブラリーに戻る能力だが、デッキトップではなくデッキの上から三番目に戻るというのも中々にキツい。普通にドローしているだけでは3ターン後までオケチラが手札に来ないため、その間にオケチラを出したところで取り返しのつかない状況になっていることが多かった。

これらの欠点を踏まえて俺はデッキビルドをやり直した。そして完成したリストがこれだ。

アブザンジャンク

4 Overgrown Tomb (GRN) 253
2 Woodland Cemetery (DAR) 248
3 Sunpetal Grove (XLN) 257
4 Temple Garden (GRN) 258
2 Isolated Chapel (DAR) 241
4 Godless Shrine (RNA) 248
2 Forest (RIX) 196
2 Plains (RIX) 192
1 Swamp (RIX) 194
2 Vivien, Champion of the Wilds (WAR) 180
3 Find // Finality (GRN) 225
2 God-Eternal Oketra (WAR) 16
4 Growth-Chamber Guardian (RNA) 128
2 Llanowar Elves (DAR) 168
2 Llanowar Elves (M19) 314
2 Vivien Reid (M19) 208
2 Cast Down (DAR) 81
4 Leyline Prowler (WAR) 202
4 Paradise Druid (WAR) 171
2 Shalai, Voice of Plenty (DAR) 35
2 Mortify (RNA) 192
3 Seraph of the Scales (RNA) 205
2 Lyra Dawnbringer (DAR) 26

このデッキはマナクリによって素早く5マナに到達することと、ビビアンとオケチラのシナジーを活かし、4/4トークンの暴力で相手を殴り殺すために作られた。

マナクリによって早期にオケチラを出すことが出来れば、手札に後続が残っている状態になりやすいため、トークンを生成しやすくなる。終盤にマナクリを引いたとしても、オケチラのトークン生成能力誘発のために使えるため無駄にはなりにくい。また、FindやGrowth-Chamber Guardianを採用しているためリソース切れになりにくいのもポイントだ。

ビビアンとオケチラのシナジーも強力だ。デッキの三番目にオケチラが戻ったとしても、ビビアンの+1能力と新ビビアンの-2能力でサーチして手札に加えることが出来るため、即座にオケチラを戦線復帰させられる。シナジーを嫌ってビビアンを除去すればその間にクリーチャーを展開して盤面有利が取れるので相手からしたらいやらしいことこの上ない。シャライでオケチラを守れるのも強み。

また、オケチラに頼らずともビートダウンの出来る構成になっているため豊富なマナとクリーチャーのパワーでゴリ押して行こう。




メイクマネー、したいのさ。