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朝陽を待ち侘びて

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孤独な夜が明け、いざ朝を迎えようとしている君へ。/『他者の日常を想像し、非日常を創造する』/テーマは「利他性」「共同性」「唯一性」/毎週(日)夜に更新。10本ほどを収録したマガジ… もっと読む
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記事一覧

夜明け前の縁結び

"家族"とは、いったい何だろう? 子どもの頃に、親からこんな言葉をかけてもらったことがある…

時に情熱的で、常に微熱を帯びて

「愛してる」という言葉が口から溢れそうになる度、ためらっていた。 相手の目と耳と心に、は…

朝陽と共に心たぎる

「多様な人々を愛するために多様性を選ぶのではなく、1人1人を愛するために多様性を選ぶ。」…

約束の橋を架ける

「あたなの夢は何ですか?」と大人から聞かれるのが、苦手だった。 どうしたって、『なるべく…

孤独な夜が明けようとしている

毎週(日)に更新している【朝陽を待ち侘びて】というマガジン。 このマガジンに収録している…

夜霧を晴らす

『安心安全のために』 僕は、このフレーズが苦手だ。 …理由は2つ。 1つ目は、 「誰かを安…

二人から咲かす夢の花

「家族皆で、楽しい食卓を囲み続けたい」 僕が、子どもの頃からずっと願い続けてきたこと。 楽しい食卓が、全くなかったわけじゃない。 けれど、皆が楽しめて笑顔になれるような食卓が、"ずっと続くこと"はなかった。 父と母は楽しそうに笑っていても、祖母は楽しくなさそうにしていたり、祖母や父だけが楽しそうで、母や僕は黙々と食べていたり・・・ どれだけ『美味しいもの』を食べさせてもらっても、『食卓を囲む皆が楽しくなること』は、稀だった。 最低でも誰か1人は、我慢をしていたよう

畦を頼りにして

人と人が関係を育む際の流れは、水と土の関係に似ている。 土のごとく心が渇いた時に、水のご…

水面に夜明けて

揺らめく水面(みなも)が夕陽と溶け合うように、はたして僕らは、他者と溶け合うことができる…

朝陽を待ち侘びて

笠岡で過ごしたこの2年間。自宅アパートから、毎日のように朝陽を撮り続けた。 朝陽を浴びる…