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逆境の生存術: メンタル当事者の奥様が困難の中にいるときに、どう愛したかの知恵の結晶は、みんなのお守りになる

奥様がメンタル当事者で、その記録を執筆されたのが、下記です。

星さんは、本当に強いし、ご自身が倒れずに支え抜いていることが凄いです。

いい医師に出会うのは大変。医師によっては相性が悪く症状が悪化する場合すらある。

https://note.com/akiohoshi/n/nc75e5cfeef51

Googleマップで検索しても、他の分野のお医者さんより叩かれている傾向があります。ネットの口コミが使いにくい。

次に、医療と福祉の専門家が頭を抱えるような医師もいるし、素敵な先生がだんだん酷い先生に変化することもあります。おそらくお一人は健康を壊し、お一人は出世して指摘される確率が減ったのだと観察しました。

そして、良い先生でも相性が合わないことも、人間だからあります。

信頼できる支援者を探すことが、メンタル当事者か家族の責任なの、個人的には仕組みがダメだと思います。僕は自分に合う医師を探したけれど、年下のきょうだいは探せなくて苦しみ、転院しても間に合いませんでした。

残された力によるので。
たとえば私は認知行動療法が向いてるタイプ。

同じ病名でも患者ごとに症状や最適な治療法は違う。しかし睡眠とストレス低減はどんな場合でもおおむね有効。

https://note.com/akiohoshi/n/nc75e5cfeef51

これは、私の知識と経験でもそう。

ストレスをかけてみないと心身のどこに出るか分からなかったです。僕は、心筋炎でICUに行き、綺麗に治ったけどメンタルやりました。
メンタルも、遺伝と環境でなる種類の病があるから、似たストレスをかけても、遺伝的な因子を持っているかは発症しないと分からないはずです。

だから、眠りとストレス低減は、健康な方も含めて、全員の幸福に繋がるから、重視を。

異常行動を非難しない。どんな行動をしても、何を言っても、病気の症状として淡々と処置していく。

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どんな人格が出てきても、それは妻の一部なので大事にする。たとえ暴言を吐く人格であっても、夫と仲良くやることを望んでいるのだ。

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「病気がしたこと」と私は理解して家族をサポートしたし、自分はそう他者に感じさせないで済むように努力しました。

たとえば「狂ってる/狂気を感じる/酔ってる?」みたいな方向性は、避けています。健康な方が羽目を外すのはキュートだけど、私に限定すると病名出しているから、「トラガラ大丈夫かな?」と心配かけてしまうので、理性重視で生きています。

また、ネットで助けは求めていないので、専門家の支援があって、彼らと相談していることも書き添えます。母もいる。牧師もいる。味方は、長年かけて増やしました。


なので、病気の自覚がある人はネットから遠ざかった方がいいです。心からそう思う。

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ええと、ここは超大切です。世の中には入退院を繰り返す必要がある重度の方がいます。事故で他界した年下のきょうだいは、精神障害者保健福祉手帳が2級から1級になりました。

ネットを使わせてやりたくても、何が刺激になるか本人もダウンしないと分からないので、医師と本人と母と相談して、ペアレンタルコントロールかけました。自分で自衛できない人もネットにはいるから、誹謗中傷など攻撃する相手以外も苦しめるから無くしたい。

安静を確保する力を育てると、入院の必要が減ります。僕は2022年はnote書けませんでした。自分のガードが下がっている時は、刺激が予想される場所から離れることは重要です。脳にとっては、全てが刺激で、嬉しいことも刺激だから、難しい。

合理的な理解や解決の外にある出来事に人間がどのように向き合うか、これは科学や医学というよりも、文学や宗教の領域。ある種の文学作品、芸術作品はこういう時の心の拠り所になる。

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病気は理不尽です。「何で私が?」に、現代医学は説明しきれないし、全ての因果関係が明らかになり、「そうか、その遺伝要素も原因なんですね!」と納得できないと思う。心を壊すって、理不尽ですよ。例えば、高度なマルチタスクが出来た無理の出来る自分には絶対に戻れない。


以上のように、星さんのnoteはメンタル当事者とそのご家族の尊厳を守り、幸福を増やし、精神科医や精神専門の看護師さんも安心する極めて重要なマニュアルです。

症状の出方が全員違うから、どう採用するかは主治医とご家族と相談しましょう。なお、「3ヶ月単位」で自己の言動を確認すると、多分「波」のパターンと、その波の前後にあるストレスなどの刺激が、因果関係でなく相関関係で見つかると思うので、一定の期間で観察することを勧めます。


もしかしたら、定期的に受診して服薬することよりも、ネットや本など、あらゆる楽しみを、刺激に対してガードが下がっていて過敏な時に距離を置き何もせずにいることの方が困難だと思います。ハンデによっては、残された力でどうにもならないこともあります。なんて理不尽なことだろう。

言葉にしてもしきれない、その理不尽さは、生き抜けばあなたのセンサーであり武器になるから、無駄な療養は一つもないことも、書き添えます。


念のため、最後に

メンタルの話を書いたから、お守りをここにおきます。「希死念慮は、どこまで私の真意なの? 病気の影響は無いの?」と唱えると、それしかないと確信していても異なる視点を持てます。

それでも生きよう。医師や家族や支援者の力を借りて、チームで取り組む仕組みを理解すれば、大丈夫。

あと、個人的なお願いなのだけど、あなたがもう諦めていて死期を早めたい、苦しいだけだから生きていられないお気持ちだとすると、私の理屈は鬱陶しいと思う。伝え方が下手くそで配慮が足らなくて申し訳ない。そこまで苦しみ抜いた人こそ、安心して幸福に生きて欲しい。医療か福祉の現場で、相性の合う人を見つければ、状況は変わります。「ずっとこうだったから、未来もずっとこう」と思えても、違う見方が出来るようになります。


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