小さな図書館や書店に暮らしたいと夢見る少年でした。このマガジンは、そんな原点から運営しています。
読んで良かった、学んだ、みんな読んで! というnoteを収録しています。
私…
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#小説
『匠の言葉たち: トラガラの私設note図書館』マガジン開始のお知らせ、Leonard AI日記と、SNSの文法のこと
幼稚園に上がる前の記憶は断片的ですが、当時はすごく背の高い本棚に思えた図書館も、実際はマンションのそばにある小さな分館でした。母に連れられて行くその場所は、やけに静かで時間の流れが違う。異世界でした。
30代になって懐かしくなり再訪すると、記憶とはずいぶん違っていました。おそらく配置や本棚自体は大きく変わっていない。私が物理的に大きくなったのだけど、図書館が縮んだように見えました。
こうして自
記事の書き方マニュアル
わたしは毎日100以上の記事を読んでいます。
毎日沢山の記事を読んでいると、文章の奥深さに感動することがあります。
それは、書く人によって読者に与える印象が全く異なるからです。
例えば、『夏休み』というテーマで記事を書いたとします。
そうすると、情景的な文章を書く人、事実をそのまま書く人、特に印象が残ったことだけを書く人がいるでしょう。
どの記事も個性的で素晴らしいものばかりですが、記事という側
【原稿に向かうだけではいい小説は書けない】自分の作品に向き合い続ける覚悟とは(2013年2月号特集)
※本記事は2013年2月号に掲載された高野和明先生のインタビュー記事を再掲載したものです。
映像化できないことを小説に――高野先生はもともと映像業界で活躍されていたそうですが、制作の現場に入ったきっかけは?
実は映画監督を目指していて、高校卒業後、浪人時代に城戸賞(脚本の公募)に応募しました。運よく最終候補に残り、あるプロデューサーが岡本喜八監督を紹介してくれたんです。それで岡本監督に弟子