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匠の言葉たち: トラガラの私設note図書館

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小さな図書館や書店に暮らしたいと夢見る少年でした。このマガジンは、そんな原点から運営しています。 読んで良かった、学んだ、みんな読んで! というnoteを収録しています。 私…
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2021年3月の記事一覧

自分語り③ 〜noteで発信したいこと〜

自分語り③ 〜noteで発信したいこと〜

こんにちは、しまろくです。
お子たち(5歳娘、2歳息子)は今日も朝食のパンを食べながら着替えさせ、
ガラピコぷーに後ろ髪ひかれながら登園しました。

今日は金曜日!がんばれ!

本日の記事の目的1. しまろくとはどんな人かを知ってもらう→済
2. なぜnoteを始めたか→昨日の記事
3. 今後の記事の方向性=本日

しまろくがなぜnoteを始めたのか。noteで何をしようと思っているかを昨日書きま

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女の人生。仕事、結婚、出産、育児、、、、、

どもしまろくです。

こちらの動画を見て、もう、、、
胸が張り裂けそうというか、苦しくなってしまい、、
Twitterに呟くにも字数が絶対足らないと思って、
こちらのnoteに挙げさせていただきました

いつものかったいキャリアテーマではなくて、
もうただ思いをぶちまけるだけになってしまう自己満な記事になりそうな予感しかないですが、書かずにはいられません

宜しくお願いいたします。

しまろくは3

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結局、私は綺麗事を語り続ける

結局、私は綺麗事を語り続ける

 真っ昼間なのに、青空なのに、顔は笑っているのに、真逆の何かが私の内側に居座っている。「震災から10年」という報道を目にする度に、だ。心の奥底が乱暴に掻き回される。塵が舞い上がり視界は濁る、汚泥が感情の円滑な流れを妨げる。

 報道内容が微笑ましい復興の話題でも、頷きがたい引っ掛かりを感じる。難しい課題や隠れた問題に切り込んでいても、ただ胸が燻るばかり。気にしないように努めているけれど、その違和に

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書いたって何になるのだろう?

書いたって何になるのだろう?

人に嫌われたくない。家で脱毛をした。友達がいないなどと、私の頭の中を文字にしてネットに垂れ流して、一体何になるんだろう?

有名人でも何でもない、田舎に住む平凡な主婦の日記を世界に公開したところで、誰が読むんだろう?

ライターになってバリバリ稼ぎたい!というわけでもない。この世に私という人間が生きた証を!ベストセラー作家に俺はなる!とかいう野望を持ってるわけでもない。

なのに、書いてる。昔から

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同居人

同居人

「人の気配、って分かるよね。」

 ランチタイム、同僚がポロッと言ったその一言が、矢のようにスーと向かってきて、胸の奥の的にトン、と刺さった。その小さく空いた点の奥から、ある日の鮮明な情景が一気に飛び出してきて、私は箸を止めた。クリーム色した簡素なシャワー室、小さな浴槽、樹脂の天井に四角く型どられた蓋。その四角が見えなくなるほどに四方八方張り硬められたガムテープ。
  
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