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無限Airdrop地獄

AirDropというものをご存じでしょうか。
IPhoneとかMacbookとかで使える、赤外線通信的なもので
近くにある端末に画像とか動画を送信できる仕組みのことをいいます。

めちゃくちゃ便利で、よく俺もMacで編集した動画をIPhoneに送ったり、
Macで編集するためにIPhoneから動画を送ったり使っています。

そんなAirdrop、実は誰からも受け取ることができます。
知らない人から知らない人へ送信することも可能なんです。

とある日、電車で通勤途中のこと。
俺はYoutubeで動画を観ていました。
すると突然「●●から1枚の画像が送信されています」(意訳)
とのメッセが。

Airdropって誰に送れるか決められるんですけど、
複数候補があるとその分画面に表示されるから、
てっきり間違えたんだ。
その時はそう思い、「受取拒否」を押しました。

しかし、また
「●●から1枚の画像が送信されています」(意訳)
まぁ2回目もあるよね、そういうこと。
しゃーないしゃーない。と「受取拒否」

すると
「●●から1枚の画像が送信されています」(意訳)
2 度 あ る こ と は
3 度 あ る も ん ね !?

さすがにこれ間違ってるとかじゃないなぁと思い、
受取拒否をし、気づかれないようにあたりを見渡しました。
みんなスマホをいじっていて、
誰がそんなことをしようとしているかわかりません。
もしかしたらあそこでニヤニヤしながら携帯いじってるおねぃさん
かもしれないし、
もしかしたらあそこで渋く携帯をにらむおじいさんかもしれません。
あそこの男学生も怪しい。
段々全員犯人にしか見えなくなっていきます。

てかそもそもなんの画像を送ろうとしてるの??
エロいやつ?それともグロいやつ?
シンプルに不快になるやつだから見たくないんだけど!
と思っているとまた
「●●から1枚の画像が送信されています」(意訳)

目的地までの駅まであと7駅。
全然まだまだ時間はあります。
誰がやってるのかわかりませんが、少なからず
同じ1両編成の電車に乗ってる誰か、というのはわかります。

「朝8時半ぐらいの電車の中でそんなことする人いるんだぁ…」
とびっくりもしつつ。
20回ぐらいずっと、「送信」と「受取拒否」のループをして、
ようやくAirdropの設定を誰からも許可しないに変更し、
解決しました。

怖い話とかでよくある、みたら呪われるナニカを見せようとしてくる
怪異感があって、めちゃくちゃ朝からビビり散らかしました。
みんなも知らない人に送っちゃだめですよ?
っていう特段話の抑揚もなく、オチもない話でした。

※ちなみに
送信するときは送りたい相手の端末名が出るんですが
俺のIPhone、「カラシのIPhoooooooooooooooooooon」って
設定してたから、いたずらされた気がします。

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