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中国ユニコーン企業のアプリ「美团外卖」はUber Eats+Grouponだった

こんばんは!HIBROの唐澤です。

皆さんは最近何かデリバリーで頼みましたか?

クリスマスにピザやフードプレートを頼んだりした方もいるかと思います。

今回は中国のデリバリーアプリ「美团外卖(メイトゥアン・デリバリー)」を紹介します!

このサービスは美团プラットフォームの内のデリバリーのみをネイティブアプリとしてリリースしているものですが、この美团グループは、チケット予約、旅行、タクシー、シェアサイクルなどの他分野への参入も行い、競合が多くいる分野との激しい競争を行なっています。

デリバリーサービスも他にAlibabaがバックアップする「饿了么」があり、美团、饿了么2つのサービスが競争している現状です。

美团は何を武器に饿了么と戦っているのか

北京に住んでいた頃の経験と現状を元に考察してみました。

1.とにかくドライバーの数が多い

美团外卖の特徴として登録している配達ドライバーが圧倒的に多いという点があります。

2018年10月時点で国内で270万人のドライバーが登録しており、その内50万人が正社員という情報がありました。

Uber Eatsは2018年9月時点で1.3万人以上と言われていたのでおよそ200倍の人数が中国でデリバリーを行なっている計算になります。

もちろん国自体の面積が広いので極端な比較ではありますが中国の人口がおよそ13.8億人、日本の人口が1.2億だとすると[ドライバー:人口]の比率は

中国 1:511人

日本 1:9230人

となります!ここから分かる通り、人口が集中している主要都市などでも機動力のある配達が可能になっています。

2.クーポンが手厚い

美团外卖を運営している企業「北京三快科技有限公司」のCEO「王兴(ワン・シン)」は徹底的なコピー事業戦略をとっており、Facebookのコピー、Twitterのコピー、そしてクーポンサイトのGrouponのコピー事業を行なっていました。

最後にローンチした中国版Groupon「美团」を更に発展させ、フードデリバリー、映画、旅行などの事業へ参入しているためデリバリー時の各店舗の割引が非常に手厚いのです。

キャンペーンを頻繁に行い、初回注文時は3回まで配達料のみというサービスがあったり、新規開店したレストランは1ヶ月間70%オフなど圧倒的な割引クーポンを提供することで顧客の獲得・維持に成功しています。


余談ですが僕が北京に長期滞在し始めた2017年ごろだと饿了么は百度外卖という名前だったり、その他多くのデリバリーサービスがありましたが現在は2社に落ち着いているようです。

今後も中国のエモいことについての考察・紹介バンバンしていきます!





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株式会社HIBRO代表 北京でエンタメ事業やっていました。中国のエンタメ事情や体験とか書いていきます。网红/抖音(Tik Tok)/QQ/微信/ 网易(Net Ease)と提携