見出し画像

さよなら700系新幹線

700系新幹線、確か今日が最終日だなぁ、と思ったら
このご時世だから、最終運用はナシ、もう本線からは引退してしまったのですね。残念です。

15号車に座ると、14号車のほうからほわぁ~と流れてくるタバコの香りが
なんとなく、場末の温泉旅館のような、懐かしい雰囲気で好きでした。

大学時代にN700系の営業運転をはじめてみたときは、車内の明るさに驚いた記憶があります。そういえば、各号者の電光掲示板には、禁煙、喫煙マークのほかに「N700」というマークがありましたね。

新幹線って、移動で使うことは多くても、意外と
写真で撮ることって少なかったり、撮っててもなんかのついで、とかで
あんまり記憶に残っていなかったりしますよね。

フォルダを漁ってみたら、こんな写真が出てきました。

画像1

いつかなぁ、と思ったら2004年のあおなみ線、ささしまライブ駅からの写真でした。
2004年なので、このあたりの土地を、まだ万博用に整備していた頃ですね。
今は万博もおわって、いったん更地になりしばらく放置されたあと、名古屋大学が移転したり色々ができたりして、風景が一変しております。

画像2

ちゃんと?撮ったのは2012年のコレぐらいかなー
と、思っていたら、今からちょうど1年前の2019年3月9日に
東京駅で撮影していたのでした。なんという偶然。

画像3

なんというか、100系や300系のシュッとした顔に見慣れていたこともあり
当時は花形500系ものぞみとして走っていたので、700系はなんとなく微妙~なイメージというか…w
当時の子供たちは、Win350とか、ウルトラひかり号を見て育っていますから、新型新幹線ってやっぱり、シュッとしたイメージを期待していたわけですよ。ぼよーんとしたカモ…特徴的なお顔は、どうしても受け入れられず
一方でN700のカッコよさは、まさに、平成少年の思い描いた「カッコイイ新幹線」を具現化した理想の車両で、今見ても、カッコイイなぁ!と思うわけですよ。
ただ、そうなってきたときに、間にいる700系新幹線は
どこか0系こだま号のような、懐かしい顔に見えてきて、いつしか愛着がわいてきた、という
そんなイメージの車両かなぁ、というのが、私の中での印象です。

ラストランは残念ですが、それでもここまで無事に走り切った、時代を代表する名車には違いありませんよね。
たくさんお世話になり、ありがとうございました。
(レールスターはまだ残るのかな?)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!