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(雑談)アドバイスは常に「経験者」からもらうべき

表題そのままですが、誰かにアドバイスをもらうときは、基本的にその経験者からアドバイスをもらうようにするのが一番効果的ですね。当たり前のことです。車の運転をしない人に「どうすれば運転がうまくなりますか?」と聞いても、アドバイスしようがないわけですね。

ところが、仕事とか学校とか、人生相談とかになってくると、意外とこれを忘れてしまって、今話している相手に「とりあえず聞いてしまう」場面があったりします。そして相手が上司とか先輩であると(私自身もよくやるのですが)とりあえず相談には応えてあげないといけないという親切心半分、自分が先輩であるというプライド半分で、ついついある程度の想像を交えながら「こんな感じなんじゃないかな」と、自分が経験したことのない分野についてのアドバイスしてしまうことがありますね。

たとえば、好きな子ができたけどどうしたらいいかと先輩に聞いて、でもその先輩も別に彼女がいたり、恋愛経験豊富でない、場合によっては恋愛経験が無かったりするようなパターンですね。正直に言いなさい、自分が恋愛経験したことないのに、後輩の恋愛相談に乗ったことがある男子、いるでしょ。手を挙げなさい。私もその一人です。ということで一応先輩だから、面子を保つために「それらしい」アドバイスをしてみたりするのですが、当然ながらそのアドバイスってやつは、実際に自分が経験もしていないので全く的外れだったりするんですね。でも後輩は、頼りになる先輩からのアドバイスだからとその言葉に従って突っ走り、見事に玉砕するのです。

仕事でも同じように、とりあえず先輩に聞いてみたら「こんな感じじゃないかな~」と曖昧な返事が返ってきて、でも言われたとおりにやってみたら、やっぱり間違っていた。そんな状況って結構あると思うんですね。またお客さんだったり取引先、関係先、ないしは公的機関に電話や面会をしているときに、相手が担当外のことを聞いてしまう、とかですね。公的機関であれば自分は担当外ですってキッパリ教えてくれるのでまだいいのですが、場合によっては担当の方が困ってしまったり、誤った情報が出てきてしまうこともありますね。

もちろん半分は親切心ですから、質問してきた相手のためを思って真剣に考えてアドバイスしてくれているわけで、優しい世界であることは間違いないのですが、できることならそういう事故を減らすために、できるだけ聞く側も「相手が経験者かどうか」を考えてから質問するようにすると良いのかなと思います。

ちなみに私が新社会人の頃に、実際にやった「やらかし」、未婚の上司に「結婚生活って楽しいですか?」って聞いたことがあります。さすがにアカンやろ。そんなお話でした。見出し画像は「みんなのフォトギャラリー」からお借りしました、ありがとうございます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!