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2018ベネルクス鉄道の旅 #11 スリと日本人

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https://note.mu/karanda_videos/n/n01e4cf58ffab

■デュッセルドルフの日本人
私!見てしまったんです!スリの(直後の)現場を!!!しかも被害者は、日本人の、サラリーマンでした…
何事かと申しますと、混雑するデュッセルドルフ中央駅。私も、予約していたインターシティに乗れなくなったので、指定席の払い戻しをしようとDB窓口を目指していたんですね。

そしたら近くに、日本人サラリーマンが歩いていたんです。ケツポケットから、半分以上飛び出した長財布が見えてるんです。
先に書いたかな?実は、私の旅行期間の後半(9/11~)は、ケルンで自動車関係のメッセか何かがあるみたいで、周辺のホテルが軒並み高騰していたのですが、当然自動車関係の展示会となると、本メーカーの関係者もたくさんドイツに、やってくるわけです。

あのリーマンもきっと、なんとなく雰囲気がそんな感じで。

また、このデュッセルドルフにある、デュッセルドルフ空港というところは、羽田からの直行便が飛んでいるらしく、このメッセの玄関として、日本人を迎え入れる役割を担っていたようです。

日本人のサラリーマンが、あちらこちらに歩いているのですが、そんななかたまたま目についたサラリーマン。
『LVLVLVLVLV』の茶色い長財布が飛び出していて…

うわ、危ないな~と思ったんですよ。遠目に見てね。

しかもちょっと信じられないことに、左手には「日本国」と書かれた、赤いパスポートを所持。
近く歩いていたら、声かけて、危ないですよ~なんて言いますが、結構遠くを歩いていらっしゃったのと、同僚?と思われる方が近くにいたこと、私自身、乗り継ぎの列車の時間までに払い戻しをしなければならかったことがあったので、特段なにもしなかったのです。

が、が

事件は、起きたのです。


私がDBの窓口に並んでいると、後ろから何やら叫び声やら、騒ぐ声が聞こえてくるじゃないですか。見ると、先ほどのサラリーマン、ポケットやかばんをさぐっているのです。後ろポケットに何度も手をつっこんで…

どうやら、ケツポケットに挿していた長財布を、スられてしまったようなんです…。

近くにいる人たちも、何事かと眺めていたり。すぐにPOLICEが集まって、何やらやっていたので、被害届ぐらいは出せたとおもうのですが。

自業自得、と言ってしまえばそれまでです。だって、『LV』がケツポケットから半分飛び出しているんですよ???
さすがに無防備にもほどがある、

ただ、やっぱり日本人の方が被害に遭われたこと、

たぶんドイツに入国して間もないのでしょうから、これでドイツという国に対する印象はがた落ちでしょうし、もう二度と、ドイツなんか行かない!となるかもしれません。

そう考えると、なんだかやるせないな…と、思ってしまうのでした。

先ほどの電車で、ドイツ人の一致団結を見ていて、やっぱいい国だな…と思っていたから、余計に。

なんか、残念です。

(残念ついでに、払い戻しもできませんでした、ユーレイルパス利用で座席指定だけだもんね)

複雑な気持ちでホームへあがって、ケルンへのRegioExpressを待ちます。

■4年ぶりのケルン大聖堂
【Düsseldorf】16:44 →【Koeln】17:12(RE 1系統 Aachen行)
↑乗車したのは因縁のアーヘン行RE1系統。もっとも、初日に乗ったのよりはだいぶ早い時間であるため、さすがに危険性は感じず…

車内ではパソコン広げて仕事している人が多かったですね。

特筆すべきことはなく(それなりに混雑してましたし)あっという間にケルンに到着です。

戻ってきたケルン。もはや懐かしく。私はこの数日間で、大きく成長しましたよ~w
今晩の宿は、ここからフランクフルト方面に1時間いったところの、コブレンツという田舎にとりました。メッセの影響で、ケルン周辺の宿は1泊6万とか、そんな値段になっていましたので。

で、コブレンツ方面の列車まで、少し時間がありますので、駅の外にでて、ケルン大聖堂と、4年前に来た、撮影地に行ってみようと思ったのです。

実は4年前にも、このケルンには旅行でやってきました。
その時は、外資に勤める友達4名+私、私だけ英語もまったくできない中で金魚のフンのごとく、くっついて回るのが精いっぱいでしたが、
このケルンには2泊して、少し様子もわかってきたところで、早朝にホテルを抜け出して線路際で撮り鉄をしたのでした。
うまれてはじめての、海外撮り鉄、デビューの地がここケルンだったというわけです。

ケルン大聖堂は想像を絶するデカさ。
(無理やりつなげてみましたw)

で、肝心の、思い出の撮影地ですが…なかったw

以前は線路際に広場みたいなのがあったんですが、なくなってました…。
4年前の、あの写真は、もう撮れないんですね。残念です。

こんな写真で茶を濁す。
しかたないので、駅に戻って、インターシティ到着を待ちます。

■ドイツの鉄道旅

ところで、ドイツ鉄道では、列車到着前に「Infomation~」という悪魔の放送が入ることがあります。この放送が入ったときは、次に来る列車が、遅れるか、行先が変わるか、ホームが変わるか…
何にしても、普通ではないこと(たいがいは、よくないこと)が起こりますよ、という予告なのです。
たとえば下写真

左右のホーム、同じ行先の同じ列車が表示されてますが、これも「Infomation~」のしわざ。なんと、到着ホームが、到着するまでわかりません、宣言なのですw
実際には右のホームに到着しましたが…。

日本だと、新幹線の出発何時間も前から、何番線にやってきますというのがわかりますが、ドイツでは列車が到着する瞬間まで、油断できませんw

このInfomation~はたいがい1回しかながれませんし、しれっとホームが広い駅の、端から端に変更されることもあるので…
ちゃんと聞いていないと、えらいことになってしまいます。

私の乗るインターシティは、幸いInfomation~はありませんでしたが…これは旅行時、気をつけたほうがいいですよ。まわりのドイツ人がぞろぞろ~と移動しはじめたら、要注意ですw

ちゃーんとやってきました。ここでもプチ事件が…

■灼熱の、インターシティ

どあつぅぅぅぅぅぅぅ…

あっつぃ…

見た目に薄汚れていたこのインターシティ、なんと、トイレ故障、クーラー故障という、満身創痍で走っておりました…

あけられる窓は片っ端から全開でしたが、大部分の窓は固定されていて、隙間から入ってくる風は微々たるもの…。
とんでもない状況で走っているのでした。

大丈夫か、ドイツ鉄道よ…笑

コブレンツまでの1時間、灼熱の旅を楽しんだ?のでした。

終わり。

…ではあまりにも寂しいので、灼熱インターシティの車窓から(^^;

↑車掌さんの『enjoy journey』のあとに、悪態をつく人の声が入っていますね…笑
それはそうと、ケルン駅から南へ行くのに、いったん東、北、西と、ぐる~っとまわりこんで走ります。車両基地が全体的にカーブしているのが面白いですね。

↑ライン川沿いを走ります。

↑コブレンツ駅の北側には、コブレンツ鉄道博物館があります。土曜日の一部時間しか開館していないのですが、展示車両はこのように車内から観察することができます。
肝心の博物館は、1分半ぐらいから映像にうつります。

コブレンツ到着時には薄暗くなってきていましたので、そそくさとホテルに入ります。片田舎の駅、ちょっとアーヘンに似た雰囲気を感じましたので…。
実際にはまったく治安に問題なさそうな、本当にただの片田舎でしたが。

★泊まったホテル

GHOTEL hotel & living Koblenz

https://www.ghotel.de/hotels/koblenz/

いわゆる、ビジネスホテルw
ドイツ全土にチェーン展開しているらしい。日本のホテルと比べても遜色ない、静粛性と快適性でした。

コブレンツの街自体もとても静かで落ち着いていて、治安もよさそうな感じ。ただ、田舎町でありますので、観光地「ドイチュスエッグ」へ行かれる方、KDラインの遊覧船で来られる方、私のようにルクセンブルクに行くという場合以外は、素直にケルンやフランクフルトに泊まったほうが
少なくとも、おいしい食事には、ありつけます。
(あえて食事のことを書いたのは、徒歩圏内唯一?のドイツ料理店が、微妙だったから。。。)

サービスもよかったですが、味気ないというか…

これまで泊まってきたホテルに比べると、個性がないかな~

贅沢なやつですねホンマw

ぐっすり眠って翌日に備えます。旅行はあと二日。旅行記もあと二日。
ベネルクス旅行記終わったら、少し過去の、日本の旅行記なんかも書いていこうと思います。
ということで、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!