見出し画像

いざ、桶狭間ライド

DAHON K3を輪行でどこに行こう。というので、2回目は桶狭間古戦場に向かいました。

お祭りシーズン開始

出発後走ってる途中で、山車の曳き回しを見かけたり。
6月は家康だの信長だのの関連の祭が多い名古屋。

今年は徳川園の山車備えはないらしい。

旧東海道を進む

走ってる途中から、こんな石碑をいくつか見かけました。
今回は裏道ルートで設定したんですが、どうやら旧東海道だったようです。

突如現れた旧東海道の石碑
大抵神社に設置されている。

碑文を読むと、「宿駅制度制定400年記念」とあるので、旧東海道が開通した記念事業だったようです。
平成12年(2000年)だと名古屋開府400年(2009年)より前というか、ミレニアムイヤーだったのか。

塩付街道との交差点

笠寺観音に立ち寄り

自転車NAVITIMEで自動検索したルートを走るので、毎回「どの辺を走っているのか」が曖昧すぎなまま行ってます。
なので、建物を見て初めて分かるとかもよくある。
気が付いたら、到着していた笠寺観音。

笠寺観音山門

境内中は結構な工事中でした。
笠寺観音は、家康が幼少時の織田家の人質時代に「人質交換」で行った場所だそうで、こんな石碑もある。

家康人質交換之処

行き先の安全をお参りして再び出発。

こっちが正面の山門

有松絞り祭会場を通り抜ける

大高を越えてきたあたりから丘陵地に入り、坂が続いてきたところに有松です。
この日は有松しぼり祭ですごい人ごみ。
3年ぶりの通常開催で、名鉄・JRのウォーキング大会もあってにぎわってました。

にぎわう有松宿

正規品も市場よりかなりお得な事があるけど、B反が無数に種類があって、かなりお安くお仕立てまでいけるせいか、市内や近郊から浴衣を買いに来る人も多いんですよね。

染物問屋の軒先にカラフルな有松絞が無数に並ぶ

B反なら最低4万位~で、好きな生地から選んでお仕立てで出来ます。市販だと吊るしでも有松絞は最低7万~なので、かなりお得。
お仕立てなのでB反の理由になる箇所は、ちゃんと隠れるように仕立ててくれるし。
周りも結構この祭で買ってますねえ。
浴衣が好きな人には、一度行くと目移りすごくてお勧めです。

山車と猩々様たち

桶狭間古戦場へ到着

名古屋市内は濃尾平野で、桶狭間は「山じゃなくて丘」なんだけど、山じゃなくても丘陵地です。
そのため、自転車だと結構きつい坂があります。

目的地の桶狭間古戦場はその丘陵地のてっぺんあたりなので、祭を尻目に坂を登ります。
流石にK3だと3段シフトしかない分、結構きつい。
息も絶え絶えに桶狭間古戦場に到着。

桶狭間古戦場公園
近世のあけぼの、という名の織田信長・今川義元像

ここは公園自体が桶狭間の戦いのジオラマになってるので、砦と城の位置関係が解ります。

ついやりたくなる「丸根砦、鷲津砦陥落!」
砦の間を歩く

今川義元の墓

公園の隅に、今川義元公の墓があるのでお参り。
以前、確か一番右の石は隠すように埋まっていたのを発掘したと聞きました。

右は「駿公墓碑」と書いてある
義元公墓碑

この公園自体は義元の首を洗った血洗い池の跡地だっけ。(尚、桶狭間自体の位置は豊明市と深い溝がある)

徳重駅へGO

有松宿あたりは祭の人ごみが凄かった為、そこを避けて徳重駅へ向かいました。
ここでも地味に丘陵地の洗礼がありつつ、徳重イオンで遅めの昼食を取って、地下鉄へ。
今回も超軽量輪行袋のお世話になってます。
坂道で、ばてた身にはやっぱ重い。
おつかれさまでした自分。

前回より早くパッキング

帰りのことを考えると、概ね行ける距離が見えてきた感じです。
ただこうも暑いとしばらくはお休みですね。
次は涼しくなったら、か、涼しい時間のうちに津島神社か岐阜公園あたりでも。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?