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最強のエクササイズ!バーピーで鍛えられる筋肉

先日、バーピーで全身高強度インターバルトレーニング(HIIT-WB)を行ったらいいんじゃない?って記事を、パレオな男こと鈴木祐さんのブログで拝見しました。

この記事によればバーピーをやることによって、一生懸命自転車を漕ぐのと同じぐらい体力がつき、さらに筋肉モリモリマッチョマンになれるとのことでした。

これはやってみないとと思い、
(20秒のバーピー+10秒の休憩)×8セット=4分

の運動を行ったところ、全身の至る所が筋肉痛になりました。

そこで今回は私の筋肉痛から推察される、バーピーで鍛えられる筋肉について紹介したいと思います。

腹直筋

バーピーはしゃがむ、脚を伸ばす、腕立てする、しゃがむ、ジャンプするという複数の運動の組み合わせです。こうみると全身運動なので、色々な場所が筋肉痛になるのも頷けます。

そんな全身筋肉痛の中でも特に痛いのが、腹直筋です。分かりやすく言うなら腹筋、シックスパックと言われるところですね。

腹筋は腰を丸める作用のある筋肉です。バーピーで腰を丸める動きといえばしゃがむ動作…なのですが、実際に一番効くのはしゃがんだ姿勢から後方に足を伸ばした時です。

足を後ろに伸ばして腕立ての姿勢になった際、重力の影響でお腹が床に近づこうとします。つまり腰が反りやすいのです。しかし重力に負けて腰が反り過ぎてしまうと腰を痛めてしまうので、脳は反射的に腹筋を使って腰の反り過ぎを防いでくれます。

この原理で腹筋を鍛えるのが「倒れるだけで腹筋ワンダーコア」ですね。ワンダーコアで後ろに勢いよく倒れてると、反射的に腹筋で後ろに倒れる勢いを弱める訳です。

また、脚を伸ばした時ほどではないですが、そこから肘を曲げて腕立て伏せを行う際も痛いです。この二つのセクションで腹筋を使うため、筋肉痛が強いのでしょう。

という訳で、腹筋を鍛えたい人にバーピーはオススメです。

前鋸筋

前鋸筋は肩甲骨の外側から肋骨の側面に付いている筋肉です。肩甲骨を固定し、腕を上げたり伸ばしたりしやすくしてくれる筋肉です。

腕を伸ばすと言ったらもうお分かりですね?これはバーピーの腕立て伏せの際に働く筋肉です。

腕立て伏せは、自分の体重を手で支えながら肘の曲げ伸ばしを行う運動です。この時に腕の根本にあたる上腕骨がグラグラ動いてしまっては安定して腕立て伏せが行えません。積み木を積む際、下の積み木が不安定だと高く積めないのと同じです。

前鋸筋が強くなると、腕が動かしやすくなり、肩こりになりにくくなります。特になで肩の方は前鋸筋が弱いので、バーピーで肩こり・なで肩の改善が期待できます。

大胸筋・上腕三頭筋

大胸筋は胸板、上腕三頭筋は二の腕の筋肉です。
大胸筋は腕を前に持ってきて、上腕三頭筋は肘を伸ばす筋肉です。二つが一緒に働くと、前ならえの姿勢になります。

この二つの筋肉もバーピーの腕立て伏せのセクションで鍛えることができます。

この男性のように、腕立て伏せは肘を曲げ床に胸板を近づけていきます。しかし胸や頭は床につけてはいけません。この時脳は、腕が後ろに行き過ぎないよう大胸筋を、肘が曲がり過ぎないよう上腕三頭筋を使い、重力にブレーキをかけながら、床に体を近づけていきます。そしてある程度床に近づいてから、さらに大胸筋と上腕三頭筋に力を入れて体を持ち上げる訳です。

という訳で、大胸筋・上腕三頭筋もバーピーで鍛えられます。

まとめ

バーピーを行うことによって
・ぽっこりお腹
・なで肩
・薄い胸板・たるんだ二の腕

が解消できるよという話でした。

ここまできて分かるかもしれませんが、腕立てだけでもこれらの筋肉は鍛えることができます。ただ、心肺機能も向上できる利点は大きいのではないでしょうか?

個人的にはジャンプや膝の曲げ伸ばしで下半身(大殿筋、大腿四頭筋)が筋肉痛になると思ったのですが、そちらは全くありませんでした。下半身が鍛えたい方は、スクワットやデッドリフトなんかも行った方がいいかもしれません。

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