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5.英語多読が楽しくない人へ

 前回の記事で書いた通り、英語多読は最初、絵本やGRから読み始めるのが一般的です。好き嫌いが結構あるので、絵本が苦手だったり、GRが苦手だったり、児童書が楽しめなかったりするのですが、それは読んでみるまで分かりません。この違いは何なのでしょうか?R.L.StineというGoosebumpsというシリーズ物のホラーの児童書を書いている作家は『私の作品には教訓は無い、エンターテイメントに徹している』と言っています。おそらく、これがその真相なのだと思います。エンターテイメントや子供が好きな人は絵本や児童書の世界で楽しめるのですが、教訓を求める人はそうはいかないんですね。筆者であるからせみは、教訓を読書に求めるタイプだと確信しています。自分は、対象年齢の高い本に手を出すほど、内容に夢中になれるようになりました。

 絵本や児童書が楽しめないのは、英語多読をする上で大きな障害になるのではないか?と想像されると思います。でも、自分はそんなことはないと考えています。ただ、洋書を読むという行為をいつ楽しめるかの時期がずれているだけなのです。そして、教訓を求める人は、難易度の高い作品にどんどん挑戦していくことでしょう。だから、絵本や児童書が楽しめなくても、決してあきらめる必要はないのだと考えています。

 もちろん、絵本や児童書が楽しめるのも、大きな強みです。簡単な英文をたくさん読むことで、読む速度はどんどん上がると思います。インプットが増える事で、日常会話もできるようになるかもしれません。今回はあくまで、英語多読を始めたけど、楽しめていない人を対象にした記事を書いてみました。

 あなたは、読書にエンターテイメントを求めますか?それとも教訓を求めますか?


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