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3.読むときは本の内容に集中しましょう

 英語多読をしているときは、速く読みたい、単語をおぼえたい、正確に読みたいと思ってしまいがちです。でも、脳の研究で分かっている事ですが、プレッシャーがかかっていると、記憶力が落ちてしまうそうです。また、辞書を引きすぎたり、文法にとらわれすぎたりするとせっかくの読書もつらくなってしまいます。理想的なスタイルとしては、リラックスして、返り読みをせず、自分が読みやすい速度で、日本語訳せずに読んでいくことだと考えています。

 英語多読で読む速度(wpm = 1分あたりに読める単語数)を上げるのは目標の一つです。しかし、読む速度が変化するには数か月かかると思った方がいいですし、英文の難易度によっても変化します。なので、毎回本を読むたびに計測している人は、結果が出ずに焦ってモチベーションが下がる傾向にあります。速度をはかりたいなら、毎回同じWEBサービスの英文を読んで計測することをお勧めします。

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 読む速度は個人差こそありますが、読んだ量に比例して速くなっていくものです。読む速度を上げる訓練もあるのですが、それははどうしても速く読む必要があるときに使う訓練法です。(たとえばネイティブの人が大学に入るために勉強をするような場合に使います)その訓練法についてはいずれ記事を書いて紹介します。(でも重要度は低いので、かなり後の記事で紹介します)

 自分は、英語多読をキャッチボールのようなものだと考えています。普段とれる球(英文)でも、何度も投げ合っているとエラーする事もありますし、速球や変化球が来てもエラーするかもしれません。慣れないうちはゆっくりやりますし、慣れてきたら自然と速く複雑にやれるようになるものです。慣れるには、ずっと自分に合った速さでキャッチボール(英語多読)を続けるしかないですよね?確実に進歩するので、リラックスしていきましょう!

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