見出し画像

田舎で、スロービジネスを、小さく始める!

地方には仕事が無いから人が減り、人が減るから仕事が無くなるという悪循環。
人がゼロにならない限り、仕事はゼロにはならない。

文明の転換期にはいつも複業化が進む。
文明が繁栄している時には分業化が進む。繁栄している時は、価値観も社会システムも文化も定まっていて、変化は必要なくなる。
変化が必要無いときには、なるべく細かく分業する。その方が楽で、効率が良いから。

今は文明社会の転換期なのだから、複業化は進んでいく。
田舎は仕事が少ないことももちろんあるのだが、これからの“地方の時代“の仕事のやり方は、長い期間(納期の長い)の小さい仕事を、数多くこなしていくような“やり方“になっていくのだろう。
少ないながら、田舎にも小さな仕事なら、それなりにはあるものだ。

買い物に行く足、繁忙期の野良しごと、薪割り、草刈り等々。
アンテナさえ立てていられれば、困っている人は結構いて、小さい仕事はやろうと思えば、結構見つかる。

変化の時代に価値を発揮することは、比較的容易にできる!

これからの田舎に絶対的に必要なものは、“多様性“個性“創造性“ 、大勢でたなびく“流行“とは全く逆のモノです。

本来、田舎というのは食料やエネルギーや家などを自分で作ったり、隣近所同士で交換したりすることで支出を少なくすることができた。自給率が高かった。
だから支出が少なくて済み、収入も少なくて良かった。
それが高度経済成長の開始と共に、都会的な依存社会が田舎にも及んで、何もかもをお金で買う、都会スタイルとなった。
結果、田舎に住んでる人までもが、身も心もすり減らして働くことになってしまう。

そんな時期を長く経て来た田舎があり、以前のような“自給率の高い“田舎に戻るに、一朝一夕というわけにはいかないし、一人で… では全く無理な話。

仲間が必要だ。 田舎で、スローな仕事をやっていく上では、仲間の存在が必須となる。 ①勇気付けられ、②ヒントが得られ、③仕事を共有できる。 

完全に同意した、とあるファーマーの言葉…

「本当に豊かな生活とは、自然と共にあり、次の世代に希望を残していくことではないでしょうか。私たちは決して一人で生きることはできません。すべてのいのちはつながっていて、そのつながりによって、私たちは生かされています。分かち合うこと、助け合うことが、私たちにこころからの平和と豊かさをもたらしてくれます。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?