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仲間? 意識?

彼女は微笑んで言う
「これが会社の新しい方針なので」と
そういう顔が浮かんだ

仕事してて
ある日、社長に呼ばれた
「転籍しろ。あの作業所に。ここには残れない」と
その半年前には
有無を言わさずに 労働時間を削られた

優遇されているのもいた
労働時間が削られていない
理不尽さを感じてた

彼女という上司は
労働時間削られた直後に
出世している

最初は見てて違和感あっても
気にならなかった
転籍の話が出た時点で
すべてがつながる
そんな気がした

彼女という上司も
社長の方を持つかもしれない
出世の恩を受けてるから

ほほえましく残酷に言うのだろう
結局、会社での仲間というのは幻想だ

最初は仲間意識でも
理不尽に労働時間削られたり、
いわゆる能力という分断差をつけられると
いとも簡単に

分断されて
仲間意識という物がなくなる

会社以外の仲間意識も乏しい
昔の仲間に連絡しても
話の齟齬でむなしくなる

あの仲間意識は
互いに能力にて、
罵倒しあうだけのものだった

仲間意識とは残酷なものだ
仲間の大切さは言うが
いざというときあてにもできない

残るはまがい物か 残り者になる

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