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記憶に関する「4個の原則」

一言でいうと

記憶は3つか4つで

活用シーン

記憶

内容

ジョージ・マンドラーの研究(1969年)

一つのカテゴリーの項目が1~3個であれば、人はカテゴリー内の情報を記憶し、完ぺきに記憶から呼び起せるそうです。
各カテゴリーに含む項目が3個から増えるにつれ、思い出せる項目の数もだんだん減ってきます。項目が4から6個だった場合、人々が思い出せたのはその内80%でした。項目が80個まで増えたとき、記憶に残る割合は20%まで落ちました。

心理学的に正しいプレゼン
スーザン・ワインチェンク (著)

一昔前なら、「マジカルナンバー7±2」というのがありました。人は一度に5から9(7±2)個の事を記憶できるという説です。

しかしこれは、あくまである研究者の感覚という事で、何らエビデンスはなかったとか。その後研究が進んで、「4」というマジックナンバーが出されたわけです。電話番号なんかはこの法則にしたがっているみたいですね。

また、「成功している人が必ずやっている三つの習慣」みたいな煽り系のキャッチコピーでは、最小な数が「三つ」。
これも「三つなら覚えられる」というところから、「やり続けることができるかも」と思わせる効果があるのかもしれません。(最近は「たった一つの法則」みたいな表現も見られますが)

そう、こういうコピーではなぜか、
たった一つ
3つの~
5つの
7つの
と奇数が多い。

ここから12とか、15とか、という感じになっていくんですが。

もしかしたらこれらの数は調べていくと、何かしら人を惹きつける理由があるのかもしれませんね。


逆に言うと、社員だったり学生だったりに、一つの場において3つ以上の事をおぼえさせようとしても無理、という事があります。まあ、学校のような場所では自由にコントロールできないかもしれませんが、職場の社員教育では「一時におぼえるのは常に3つまで」という習慣をつけておくといいかもしれません。

私は社内研修は、短時間を何度も繰り返すほうが定着しやすいと思っています。だから、何時間もの研修会を月に1回やるより、朝礼で15分程度の勉強会を毎日する方が効果的だと思っています。



私はこんな本書いてる人です(^^)/

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