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トッププレイヤーになり切れば上手くなる

一言でいうと

あなたは「天才バイオリニストの〇〇です」と暗示をかけたら本当にうまくなる

活用シーン

セルフコントロール・チームマネジメント

内容

モスクワ大学ウラジミール・ライコフの研究。
被験者に、「あなたはウィーンの天才バイオリニストのフリッツ・クライスターです」と暗示をかけた。

その人に実際に楽器の演奏をしてもらい、専門家に評価をしてもらったところ本当に演奏がうまくできた。

他にも、「あなたはフランスの数学者アンリ・ポワンカレです」とか、「ロシアの数学者アンドレイ・コルモゴロフです」と本人になったつもりの暗示をかけてから数学の問題を解かせると、やはり特典がアップした。

ただしこれらには一つ条件があり、参加者の被暗示性(暗示のかかりやすさ)の高い人にだけこれらの効果があった。

人も自分も操れる! 暗示大全
内藤 誼人 (著)

なんだかテレビでやってる催眠術的な実験ですね。
この実験を見て私は、こんなことを思い出しました。
「根拠のない自信は強い」って言葉です。

なにしろ根拠のない自信っていうのは根拠がないから、その自信をへし折る論理が存在しません。そして本人は、「できる」と思い込んでしまっているわけです。

この実験においては、モデルがいてその人になり切るという話になっていますが、「できる自分」になり切るのもきっと同様の効果があるんじゃないかと思っています。

それが難しい人は、自分が参考にするモデルになり切ればいい、ってことですね。ここから派生したであろう話としては、たとえば「成功者のように振る舞い、その体験をせよ(例えば高級ホテルでお茶を飲むとか)」なんていう成功法則はここに紹介したような心理効果がバックグラウンドにあるのかもしれませんね。

さて、ここで問題が、「被暗示性」の高さですね。
まあ、素直に信用せよ、ってことですよね。
生きていれば、疑り深いことが必要なシーンはありますが、遊びのように割り切って何者かに「なり切る」という遊びを楽しんでみる事は結構大事かもしれません。

人生は思いっきりなり切ったもん勝ちかもしれません(笑)

あなたはこれから、誰を演じますか?



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