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脳は刺激の4.5%ほどしか処理していない?~脳は世界を見るフィルター


一言でいうと

無意識が受け取っている情報は膨大だけど、意識で処理しているのはごくわずか。

活用シーン

脳の機能、無意識、意識

内容

人間生理学の教科書によると、
人間の感覚系は脳に毎秒約1100万ビットの情報を伝えている
しかし扱うことができる実際の情報量は、毎秒16~50ビットと見積もられている。

『しらずしらず――あなたの9割を支配する「無意識」を科学する』
レナード・ムロディナウ (著)

目や、皮膚、舌や鼻、そして全身の神経は、毎秒1100万ビットの情報を脳へ運び込んでいるそうです。脳はそれを無視しているわけではないけど、意識的に処理できるのは、たったの16~50ビット。

ということは、脳は「選択と集中」の天才と言えそうです。
意識を向けたところの情報を意識というまな板に取り出して調理する。
逆に言うと、意識しないことは近くはしていても意識には上らない。

良く思考が現実を作っていると言いますが、それはこういうデータにあらわされているかもしれません。ファクトは変わらなくとも、そのファクトをどう解釈するかで、私たちが見る世界は形が決まります。

この情報の95%以上をそぎ落とす脳というフィルターをどう育てるかが、多分、世界を変えるコツなんだと思います。


こんな本書いてます(^^)/

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