威張りたければスーツを着よう!
一言でいうと
着る服で社会でのウケは変わる
活用シーン
個人のブランディング
内容
レフコウィッツ、ブレイク、ムートンの実験(1955年)
街で車の流れを遮り、通りを渡る実験を行った。被験者(道路を渡り、他人を先導する人)は、スーツ姿とワークシャツとズボン姿という二種類の衣装を着て行った。
結果、被験者がスーツ姿の場合、ワークシャツとズボン姿に比べ、3.5倍のひとたちが、彼について渡りました。
ビックマンの研究(1974年)
通りを歩く人を呼び止め、15メートル先にいる協力者を指さしてこういいます。「あそこのパーキングメーターのそばにいる人が見えますか?彼は駐車料金を払いたいのですが、小銭を持っていません。10セントあげてくれませんか」そして彼はその場を去りました。(「あそこにいる人」も実験の協力者)
10セントあげてほしいと言った実験参加者が制服(例えば警備員の制服)を着ていたとき、たいていの人は指示に従いお金をあげた。しかし、普通の服を着ていたとき、指示に従う人は50%もいませんでした。
心理学的に正しいプレゼン
スーザン・ワインチェンク (著)
そういえば、以前、あるBMWのディーラーに行ったとき、私のいでたちは短パンとゾウリでした。しかも、前の車が故障で修理できなかった状態なので、レンタカーで借りていたマツダのデミオでした。
その時の、営業氏の対応は今でも忘れられません。
とにかく冷やかしと決めつけたいい加減な対応には、けっこうムカついたことをおぼえています。
実はそのお店には私の友人で結構金持ちな奴もいってて、彼も似たようなファッションで、似たような不快感を感じたようです。で、かれは、その足でアウディにいって、1000万円近い車を買ったそうな。BMWから「その後、検討はいかがですか?」と電話があった時、「あの後、アウディでA7買ったわ。(ボケ)」と答えたそうな。ケケケケ。
余談はこの辺にして、往々にして人は見なりで相手を判断します。だから例えば、権威を示したければ、そこそこ品のあるスーツが実験からするとやっぱり鉄板のようです。
今は少なくなりましたが、昔の寿司屋さんはメニューの値段が出てなくて、まったく会計が明朗じゃない時代がありました。この時テレビ番組で行われていた実験は、カジュアルな装いで行った人と、ちょっとした手のいいスーツでいった人、お会計はどう変わるか?というものでした。結果はご想像の通り、スーツのほうがかなり高かった。
(一部の)寿司屋さんは、取れるところからボっていたのかもしれません。
なんにせよ、身なりで人は判断されます。そしてそこのバイアスって結構きつい。だから、自分がどう見られたいか?というのは一つの考えどころですね。楽だからとか、好きだからこの装い、というのもいいですが、こう見られたいから、この装い、という戦略も時には必要なのかもしれません。
こんなイベントに登壇することになりました。
よろしければご検討ください(^^)/
私はこんな本書いてる人です(^^)/
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