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お昼ごはんの新習慣「スープジャー」の、基本の基本。

今シーズン最初のスープ本が、マガジンハウスから本日発売されます!
タイトルは『朝10分でできる スープ弁当』
そうです、スープをお弁当に持っていきましょう、というご提案です。

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保温できるミニ魔法瓶みたいなスープジャー(1千万個売れているんですって。驚き)にスープを詰めて持っていくのがスープ弁当です。

スープジャーはスープの温かさをキープしてくれるだけでなく、なんと、具材をジャーの中で保温調理してくれます。朝10分以内でサッと煮るだけで、お昼には具だくさんのスープができている、というわけです。

今日はスープジャーの性質と使い方を、かんたんに解説します。本ではサーモスの300mLを使ったので、それを使って紹介していきますね(スープジャー比較はまた別の機会にやろうと思います。)

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サーモスのスープジャー300、サーモス公式では2,728円(税込)です。ネットの実勢価格はもうすこし安く、気軽に手に入ります。大手スーパーや家電量販店などにもコーナーがありますよ。

スープジャーってどんなもの?

スープジャーのふたをあけると、本体・内ぶた・外ぶたという風になっています。ふたパーツにはそれぞれパッキンがついていて、しっかりと密閉されます。ドリンクボトルほど凹凸のあるパーツはなく、シンプルです。

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この写真の左のもののように、ふたが空きやすいよう空気抜きのダイヤルがついているのも。色や形、サイズもさまざまです。ちなみにサイズは一人分のスープなら、300か380、せいぜい400mLがいいのではと思います。

ちなみに、お椀や片手のスープカップに入るのはだいたい200mLぐらいです。500mLなどのでっかいサイズは、何に使うんでしょうね。スープなら二人分ですね。

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現代人に嬉しいスープジャーのふたつの機能

スープジャーには、2つの機能があります。

①作ったスープや料理を詰めて、保温・保冷する。
②半煮えのものを詰めて時間を置き、保温調理(その後保温)する。

普通に作ったスープや味噌汁を朝にジャーに詰めて持っていけば、昼まで温かさをキープ。一生懸命働いてお昼のランチにあったかい汁物、嬉しいものです。魔法びんと同じなので、もちろん冷たいものもクールにキープ。

そしてもうひとつ、ささっと肉や野菜を煮て、まだ半煮えでもスープジャーに入れて置くと、数時間で中までじっくり加熱されて、お昼には食べられます。これまた、忙しい現代人にありがたい特長ですよね。

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4時間ジャーで保温したじゃがいも。入れたときは生でも、昼にはちゃんと食べられます。

今回のスープ本には、どちらのレシピも入っていますが、①については特に説明は必要ないと思うので、②の保温調理を解説しましょう。

使い方のコツは「保温」に尽きる

保温調理をするときの最大のポイントは、当然すぎですが「保温」です。最近のスープジャーは性能がよく、保温力も高いです。それでもサイズが小さいため、ぬるい状態で持っていくと、冷めやすく保温調理もうまくできません。ちょっとしたコツを知っておくだけで断然違います。

あっためポイントはこの4点。
★ジャーを熱湯であっためておく
★具材はさっと煮立ててしっかりあたためる
最低でも湯通しを
★熱々の汁を入れたら間髪入れずふたをする
★ジャーに服を着せよう(何か巻いたりかぶせたり)

①ジャーのあっためは必須!

まず、何も入っていないジャーに熱湯を注いであっためます。最近はティファールみたいな電子ポットですぐお湯がわくので気軽ですよね。もちろん、使うときには湯は捨てます。
残念ながらレンジにはかけられませんので、お気をつけください。

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②具材は最後まで煮なくてOK

実はスープジャーは生の野菜と、塩と、コンソメキューブ(だしになるもの何か)を入れて、お湯を注いでおくだけでも、スープになります。

しかしこの場合、野菜は熱湯で温める必要があります。それぐらいなら鍋で煮ちゃった方が早いし確実、ということで、私のレシピは小鍋でサッと煮しています。

具材は完全に煮る必要はありません。肉、魚、卵には火を通したいのですが、じゃがいも、大根、にんじんなど煮えにくいものはまだ固くても大丈夫。さっと煮立てて味をつけたら、ジャーにいれてOK。(最初は具が大きすぎないほうが失敗しにくい)

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先にオイルで炒めたり、焦げ目をつけたりすれば、味わいに変化もつきます。

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③しっかりスープが沸騰したら、ここからは手早く!

スープジャーにスープと具を移し、スチャッとすばやく内ぶたを。汁がちょっと多めだったりすると、内ぶたの真ん中についた穴からスープが出てきます。そんなときはあわてず内ぶたをはずし、はみでた分を捨てましょう。

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外ぶたも閉めたら完成!

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このまま持ち運べるのですが、できれば何かでくるみましょう。これも保温に役立ちます。専用の保温袋も売っていますので、利用するのもいいと思います。なければタオルでくるむだけでも全然違います。私は冬に家で作るときなど、セーターやダウンを巻いてしまったりします。寒いところに出しておくとその分早くに冷めるからです。

こうして保温に留意すると、熱々のおいしいスープがお昼に食べられます。ぜひ、お試しください。

スープジャーの注意点

ここまで読むと万能感のあるスープジャーですが、いくつか注意点があるので、お伝えしておきますね。

★保温は「いつまでも」ではありません
6時間ぐらい経つとさすがに冷めてしまいます。保温調理する場合は3時間~4時間以降、なるべく早めに食べましょう。また、一度開けたジャーにふたをすると、今度は雑菌の温床になるので、開けたら食べ切ってください。

★レンジにはかけられない
さっきもお伝えしましたが、冷めたからといってレンジはNGです。レンジを使いたいときは、一度お皿などに移してから。言うまでもないと思いますが、火にかけるなんていうのも絶対ダメです。

★生肉・生卵入れない
肉や魚は基本火を通してから入れた方が安全です。また、温玉などもできるのでは?とつい考えてしまいますが、卵の生はキケン。かきたまやオムレツ、ゆでたまご的なものならOKです。牛乳もしっかり温めた状態で。

★野菜の大きさに注意
今回、レシピではグラムでなく「じゃがいも1個」「にんじん1/2本」などと書いてありますが、野菜の個体差があります。切りかたが大きすぎると、火が通りにくいのと、そもそもジャーに入らないので、最初はやや小さめで試し、慣れたら大きくしていくとよいと思います。

スープジャーの洗い方

スープジャーは密閉するためにパッキンがついているので、これをきちんと洗うのが清潔をキープするコツ。

これが、スープジャーの基本のパーツ。内ぶたと本体を密閉する輪のパッキンと、内ぶたの穴をふさぐ小さなパッキンがあります。小さいので、キッチンハイターなどでつけ置き洗いがラクかなと思います。ジャーのほうは、このサイズについては手を入れて奥まで洗えます。

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スープジャーによって、多少パーツの数が変わります

スープジャーで自分を大切にする昼休みを

みなさん、毎日どんな昼休みを過ごされていますか?
ランチはどこで食べているでしょうか。

環境が限られていて、場所も食べるものもそれほど自由にはならないかもしれません。それでも、午前中仕事、また夕方や夜まで長いこと仕事をするのですから、一度しっかりリセットしたいところ。
毎日とは言わないまでも、野菜たっぷりのほっと休まるスープ弁当が週のうち何回か入ると、身体にエネルギーをチャージし、心の空気を入れ替えられると思います。

おいしい昼休みを過ごせたら、午後の活力が沸いてきそうです。ぜひ、スープジャーを活用してみてください。

こちら、cakesの記事でも本のレシピを1点ご紹介しています。このnoteでもスープジャーの情報を少しずつご提供していきますね。




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読んでくださってありがとうございました。日本をスープの国にする野望を持っています。サポートがたまったらあたらしい鍋を買ってレポートしますね。

スープのように熱々の人生を。
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スープ作家。365日、毎朝スープ。簡単スープで、料理の楽しさと豊かなくらしを伝えています。旬の野菜をシンプルにたっぷり食べられるcakes連載『スープ・レッスン』https://cakes.mu/series/3722

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『朝10分でできる スープ弁当』にまつわる記事です。といっても、著者・有賀薫さんの記事ばかりで恐縮です…。スープジャー生活、はじめてみませんか?

コメント (2)
有賀さん、はじめまして。

野菜いっぱいのスープ、おいしそうです。ねむっているスープジャー、起こしてあげたくなりました。

あっ、それから。
コーンポタージュもかぼちゃのポタージュもだいすきです。
西谷さん、ありがとうございます。もしおうちにスープジャーがあるなら、ぜひ引っ張り出してみてください。楽しいと思いますよ。コンポタやかぼちゃポタージュも保温できます。
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