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手づかみ食べの離乳食

0歳児のお母さんたちの中には離乳食で悩んでいる方も多いのでは?と思いますが、うちの保育園の離乳食は美味しすぎてみんな席から離れないのが毎日の光景となっています。
どのくらい食べるのかというと…。
毎日鍋いっぱいに入っている『煮野菜』と呼ばれている離乳食が5人いる小さな人たちによって空っぽになるほど。
野菜の量で言えば平均して、みんな1日人参1本分は食べいるのでは?豆腐は一丁くらい食べちゃうのでは?と感じるほどどんどんなくなっていきます。
しめじなんかも大人気で、1パックの4分の1は食べているはず。
ご飯もスープも吸い込まれるようにお皿から無くなっていきます。

このみんなが良く食べる美味しい離乳食で使用しているのは、厚木の農家さんから届く無農薬野菜なので安心安全なところも嬉しいポイント。さらに、季節によって旬の野菜も入り毎回バリエーションが変わるところも農家さんと繋がっているからこそ。
優しい野菜本来の甘みからはじまる離乳食なので、何より美味しく野菜をたくさん食べられます。

この日はご飯をもりもり食べて4杯はおかわりしています

この離乳食の大きな特徴

・なんといっても自分で選んで自分で食べること。
(自分で食べるので、こぼしてしまったり椅子の周りに落ちますので掃除は少し気合いが必要になってきます)赤ちゃんは食べさせてあげる存在ではないということです。
・どれにしようか考えながら、つかみ食べをする手の使い方は発達により変化していき、手首を上手に使えるようになったり、摘めるようになるころには食具も扱えるねとスプーンやフォークを準備します。
・野菜からはじまる離乳食なので野菜をよく食べてくれる(野菜も甘みの強いものは中期や後期で提供します)
ここで少し注意していただきたいことは、バナナやリンゴなど果物の甘さやお菓子や砂糖の甘みなどを先に知ってしまうと野菜の甘さを感じにくくなってしまいますので、出来る限り普通食になってから甘さの強いものは食べるようにしてください。
・大きめ野菜なのでその子の口の動きや発達を良く見てから進めてください。
離乳食開始の目安としては、うつ伏せの状態で顔をグッと上半身を使って持ち上げられること。(首を支える筋力がついて咀嚼できるようになってからなので、6か月になったからという月齢が目安ではありません)
野菜大好き!

食事を楽しむ

お母さんたち向けに離乳食講座をしていた時に、とても基本的なことなんですがお伝えしていたことがあります。
それは『食事を楽しむこと』
とても当たり前のことなんですが、離乳食が進まず、べーっと出されてしまったり投げられてしまうと本当に心が折れそうになる瞬間があり、この瞬間が積み重なってしまうと毎日くる離乳食の時間がちょっと憂鬱になってしまう…なんてこともあります。
しかし、この離乳食は自分で食べてくれるので、お母さんも一緒に横で食べることもできます。(コロナになって保育園ではなかなか口元の動きを見せてあげられないので、お家でたくさん食べているところをみせてあげてください)
この時期、お母さんたちは自分が何を食べたのか?あまり記憶に残らないほど食事の時間は忙しいかとは思いますが、ぜひぜひ一緒に食事の時間を楽しんでください。

油断しているとお皿は飛んでいくことがあるので注意です笑

離乳食といえば、どろどろ、きざみだけではなくこんな離乳食もあるんだということ、そしてこの離乳食を子どもたちが自分で食べる姿はなんとも逞しく、見ているこちらも笑顔になってしまうということが少しでも伝わっていただけたら嬉しいです。

いつも美味しい離乳食を作ってくれているKIDS SMILE LABO KITCHENのInstagramはこちら!

https://www.instagram.com/p/Ce5it9CLs35/?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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