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老いて東京に住むとしたら、その理由は何ですか?(藤村公洋)

東京禁酒時代

今回より「美しき老いの羅針盤」の記事に『渋谷のラジオの惑星』アーカイブ音源が貼り付くこととなりました。イェイ。
これは無料ですよね?うん、そのはずでございます。たまたま見かけたという通りすがりのあなた、ぜひ音源だけでも視聴していったらいかがでしょう。
今回は2021年5月4日放送、東京に何度目かの緊急事態宣言が発布され、飲食店が「アルコールフリー」での営業体制をとっていた頃の四方山話。テーマは禁酒法がもたらした意外な功績とは?といったところから、飲酒者の思い上がり、変わりゆく東京の風景におけるグローバリズムとローカリズム、小学生時代にスナックで食べたピザ、長屋とシェアハウス、藤村公洋くんによる「東京に住み続けるんだ宣言」まで珍しく東京の話題に終始した1時間ではありますが、当日のオンエアで最後に流れたシュガーベイブ『ダウンタウン』が公式アーカイブではカットになってるんですよね。まあポッドキャストとはそういうものですから仕方ないにしても、曲ありと曲なしでは番組全体としての印象がぜんぜん違うのよ。曲がかぶさってくることで僕のコメントの「東京人の切なくも前向きな心情の吐露」感がね、マシマシなのですよ(笑)。残念。小原くん曰く「ラジオにおけるトークとは楽曲への長いフリである」という構成術の見本となる選曲と入り方だったのになー。ぜひ『ダウンタウン』が流れると想像しながらお聴きくださいませ。

あなたはどこでくつろげますか?

まだ20代の頃、誰かが仕入れてきた心理テストをバーでやったことがあって(ガラケーさえなかった時代からバーというのはお客さん一人一人が持ってくる話題や事件が相互作用してネットサーフィンしているような場でもありました)、とても印象に残ってるんですよ。

あなたが心底くつろげる場所はどこですか?
① 空気の澄んだ高原
② 潮風が心地いい海辺
③ 誰にも邪魔されない1人きりの部屋
④ 賑やかな広場

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