
花の持つ妖艶さと幻想的な作品です
生徒さんが作品に取りかかる前に何を描くのかを
話し合う時間を設けています。
・こんなに素敵な風景を、こんなにかわいいペットを絵にしたい。
・こんなに哀しかった思いを、絵に残しておきたい。
・こんなに嬉しい事を、みんなに伝える為に絵にしたい。
それぞれの想いや感動や想像があって、モチーフは決まって来ます。
そんな想いのこもった生徒さんの作品を、
ご紹介していきたいと思います。 若林 薫

作者は 長年 透明水彩で絵画制作をしてきた様です。
しっかりと地塗りをしたり
様々な技法を織り交ぜながら描くアクリル画に
戸惑いを感じながらも 懸命に制作されています。
今回の作品は 暗闇に浮かぶ彼岸花と
乱舞する蝶達をテーマに描いています。
背景の暗黒色はスポンジローラーを使い
地塗りをしています。
暗い背景に黒い蝶を出現させのるのに
スパッタリング技法を用いています。
彼岸花の茎はローラーで地塗りした上に
モザイクタイル画の技法で
茎の変化を創出しています。
花の持つ妖艶さと幻想的な感じが
速水御舟の日本画「炎舞」を想起させてくれます。
絵画講師 若林 薫 評

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