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「明日へ」時が来れば必ずきれいな花を咲かせる力を内に秘めて生きている事に心ひかれ・・・

若林 薫/絵画講師

生徒さんが作品に取りかかる前に何を描くのかを
話し合う時間を設けています。
・こんなに素敵な風景を、こんなにかわいいペットを絵にしたい。
・こんなに哀しかった思いを、絵に残しておきたい。
・こんなに嬉しい事を、みんなに伝える為に絵にしたい。
それぞれの想いや感動や想像があって、モチーフは決まって来ます。
そんな想いのこもった生徒さんの作品を、
ご紹介していきたいと思います。                若林 薫


明日へ   F20号(72.7×60.6)㎝   アクリル画   YSさん
2022年 第44回平塚市展 入選


今は立ち枯れたアジサイの株ですが
やがて春が来て新芽が吹き
6月の梅雨時には うす紫や
かわいいピンク色の花手毬はなてまり
咲かせてくれる

そんな事を想像して
この絵を描いているのだと思います

 
今の季節には地表の葉や茎は
枯れたように見えても
地中の根っこはしっかりと
明日へ向って養分を蓄えて
時が来れば
必ずきれいな花を咲かせる力を
内に秘めて生きている事に
心ひかれたのでしょう

作者は枯れて行くもの
朽ち果てるものに
強い関心がある様に感じます

朽ちていくもの
それが ただ 無に帰する事では無く
次の世代へ命をつないでいる事に
深く感銘し 作品制作のテーマに
選んでいる様です

作品の支持体しじたい
木製パネルに寒冷紗かんれいしゃをジェッソで貼り
荒く塗った下地を創り描画しています       

             絵画講師 若林薫 評



「作品をご覧頂きありがとうございました。気に入って頂けましたら、
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