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「虹がかかる時」 変らぬ営みを続ける尊さに 心ふるえ あしたに向って生きる勇気を人はもらう

何に感動し 何を描きたいのか 何を伝え何のために描くのか
風景、人物、静物それら全てに感じるものが必ずあると思っています
自分の思いを画面に向かって悩みながら楽しみながら
描き続けています

雨上がりの西の空に
大きな虹がかかり
七色の橋を渡る人の群れは 後を絶たず
鳥達は北の国へ 旅立つ時が来たのです

ひな達は すっかり 大人びた顔をして
力強く羽ばたき 準備に余念が無い

冬の間に鍛えた 胸の筋肉は
長い距離の飛行に 耐えられるはずです

人々は空に向かって 大きく手を振る
鳥達は旋回しながら 風をとらえ
一気に目的地へ向う

変らぬ営みを続ける尊さに 心ふるえ
あしたに向って生きる勇気を
人はもらう

虹がかかる時  SM(22.7×15.8)㎝   アクリル画


冬が去り 又春が来ます。
渡り鳥は何万年もの間
同じ営みをくり返して来ました。

変わらない生活は平凡の様ですが
自然の中で暮らして行く事は
大変厳しい事だと思います。

ときに人は 平凡な日常に
退屈さを感じてしまうかもしれませんが

変わらない事を続けられる喜びに
感謝しなければならないと思っています

大自然の中で 生きている動物や植物に
教えられ 生きる勇気をもらう事があります



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