
「春のひかり」蝶はミツバチを見ていて恋に落ちてしまいました・・・
何に感動し 何を描きたいのか 何を伝え何のために描くのか
風景、人物、静物それら全てに感じるものが必ずあると思っています
自分の思いを画面に向かって悩みながら楽しみながら
描き続けています
草も 花も 小鳥のさえずりも
みんな春の光に包まれて
輪郭線は 溶けてしまい
アンフォルメルな景色の中
ミツバチは 花粉の中で
ため息をつき
花の香りに 酔いしれて
蜜に溺れる紋白蝶は
ミツバチに出会い ひと目ぼれして
体をふるわせ 鱗粉の雨を降らす
春の陽射しは 理性を奪う
黄色い光は 冬の色を飲み込み
アブストラクトな恋が 始まる

冬が終わり 春のひかりが世界をつつむと
花も 鳥も 動物も 人間も
少し変な気持ちになってしまいます
花の中にもぐり込んで
蜜を吸うミツバチが
花粉だらけになって
自分の巣に 蜜を運ぶ姿は
けなげで とても愛くるしいものです
蝶はミツバチを見ていて
恋に落ちてしまいました。
自分の立場を忘れてしまうほどの
そんな不思議な気持ちになる
春の光の中の様子を描いてみました
描き方
木製パネルに寒冷紗をジェッソで貼り
景色をデフォルメ(誇張・簡略化)し、
抽象化する作業を行い
描画彩色しています。

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