最近の記事

人を喰ふ鬼の涙や石榴の実

先日、通販生活の俳句募集に応募しました。兼題は「石榴」。 投句したのは、 <人を喰ふ鬼の涙や石榴の実> 結果は、佳作。 私としては割と気に入っている句だったのだけど、他の方の句を少し拝見して分かりました。鬼や鬼子母神は類想中の類想だったんですねぇ。 他の人の句を読むとどうしても引っ張られてしまって似たような句になってしまうから、あまり見ないようにしているのだけど、類想かどうかというのを知るという点では読むべきなんだろうなぁ。悩ましいところではあります。

    • 何にもない何でもない日の藤袴

      昨日、パートがお休みだったので家でごろごろしていました。 ごろごろしていると、本当に何にもせずに一日が終わって行くんですね(笑) 当たり前か。 これだとあまりにもあんまりだと夕方前に近所にウォーキングに出掛けました、古い一眼レフを持って。以前知人より安く譲ってもらった古くて重い一眼レフ。家の中でしか使っていなかったのだけど、思い切って持ち出してみました。それで撮ったのがこの画像です。 藤袴って、季語としては初秋なので今でいえば八月に使う季語のようなんですが、まぁ温暖化のせい

      • 色鳥や王墓の丘の日の柔し

        俳句を始めて8年余り。 これまでは所属する小さな句会へのみ投句していたのだけど、ふと思い立ち、今年に入ってから公募に投句するようになりました。 句の都松山市が運営する俳句サイトの初級コースに投句してきたのだけど、いつも入選止まり。もちろんそれでもうれしいのだけど、やはり欲がむくむくと・・・(笑) そしてついに先月優秀句に選ばれました。感涙、というのは大袈裟でしょうか。 色鳥や王墓の丘の日の柔し