見出し画像

ご挨拶と自己紹介、香道/お香の実績とお問い合わせ先。

こんにちは、madokaと申します。香道とも呼ばれる日本のお香文化・香道の専門家として、訪日外国要人向けの香筵から、初心者OKの気軽な香会、西洋古楽とのコラボや、イベントに合わせた香りの演出、メディアでの香道解説、寄稿・執筆等、幅広い活動をしています。


【最近の活動】史上初のオンライン香道具イベントを開催しました

去る2020年秋に、香道の世界を作る重要な要素の一つである「香道具」を中心に、初心者の方にも分かりやすく日本の香文化・お香の魅力を学べるオンライン香道イベントを開催しました。

文化庁による文化芸術活動の支援事業にも採択され、コロナ禍でも安全に香道の魅力に触れる機会を作りたいとの考えから企画した本イベント、(開催まで伏せていましたが)実は、史上初・蝋燭の薄明かりで見る香道具鑑賞会[オンライン]でもありました。

短い募集期間であったにもかかわらず、例年満席のリアル香道体験会と同様に、オンライン開催でもチケットは追加席まで完売となり、おかげさまで盛況のうちに終了となりました。

おかげさまで、国内外で厳しい情勢が続いている中でも、オンラインで安全に香道の文化に触れて頂く機会をお届けすることが出来、大変嬉しく存じます。ご参加のお客様、開催・告知にご協力いただいた皆様に、心よりお礼申し上げます。

jpg版_20201025_メインビジュアル

現在、再開催の予定は未定ですが、開催レポートとご感想を取りまとめた記事をご紹介しています。当日の雰囲気を少しでもお楽しみ頂ければ幸いです。

プロフィール紹介

madoka(マドカ)
香人 / 香道研究家。旧華族の師のもとで香道を学んだ後、東京を拠点に各地で香道と香文化の魅力を伝える活動に取り組む。訪日外国人要人の迎賓香会や、芥川賞作家の講演に合わせた香りの演出、漆芸家・漆工職人の為の香道レクチャーや、大学・研究施設・地方自治体向けの伝統文化体験会、西洋古楽とのコラボ企画など実績多数。例年、初心者歓迎・正座なしの本格的な香道体験会「伽羅の香りを聞く会」シリーズを東京国立博物館茶室で開催。コロナ禍では文化庁による芸術文化活動の継続支援事業として、史上初のオンライン香道具鑑賞会を実施。

【関連記事】私のお香と香道の先生について
どんな先生に、どんな風にお香を習ったのかについてはこちらの記事をご参照ください↓

お香/香道の活動実績について

概ね以下の4タイプがあります。実際の一例と合わせてご紹介いたします。
香元(香会で御手前を披露して香を炷く役割、またはその役割を担う人)を務めることが殆どですが、公益性の高い団体の主催する香会の運営支援の事例や、工芸職人向けのレクチャーや大学・研究機関での文化体験会・講座、エッセイ執筆、異分野コラボなど幅広く行っています。

1)特別なお客様向け・関係者限定のプライベートな香会
● 毛利博物館(旧毛利家本邸・防府市)/ 名香鑑賞会
● 東京国立博物館 九条館 / 名香鑑賞会・蘭奢待を聞く会等
● 外国のお客様用プライベート香会(海外の政府要人・美術館館長等/椅子席対応)
● 茶道教授 邸宅 / 初釜用の香会 *流派は問わずお受けしています。

2)公的行事の香会、パブリックな香会・茶会に合わせた香会やイベント主催
● 護国寺(東京都文京区)艸雷庵 茶道研究会主催 茶会/ 鑑賞香
● お茶の博物館 表千家教授主催茶会の香席 / 鑑賞香
● 高田城開府400年祭記念事業 榊神社 /高田城の城主・榊原家の名香鑑賞香会支援(『新潟日報』などに掲載)
● 上野・東京国立博物館の茶室で初心者歓迎の本格的な香道体験会「香筵 伽羅の香りを聞く会」主催
●日本初・蝋燭の薄明かりで見るオンライン香道具鑑賞会(文化庁・文化芸術支援事業)
蒔絵の名品が多い香道具の美しさが際立つ環境下での香道具の鑑賞イベントをオンライン(zoom)で企画・開催しました。

3)教育研究機関や学生・文化財関係者・NPO関連の香会

● 特定非営利活動法人 漆工研究会・雲龍庵 北村工房 / 香道体験会

● 都内大学 / 学生・地域の文化支援向け香道体験会
● 都内大学 国際文化研究センター / 留学生向け香道体験会
● 特定非営利活動法人主催によるチャリティ香会

4)異分野コラボ企画や香りの演出・執筆・取材など

● FMラジオにて香道の専門家として出演
日本の香りの伝統文化・香道についてご紹介しました。

●SNS・インターネットを通じた #香道具紹介 プロジェクト
コロナ禍でも安全にお香の文化を楽しむ手段として企画した独自のプロジェクトです。
SNS(@madoka_incense )等で本プロジェクト専用のハッシュタグ「 #香道具紹介 」を作成し、香道の専門家による詳しい解説付きで香道具をご紹介しています。

●芥川賞作家による世界文学ゼミにて香りの演出

『プルースト 失われた時を求めて』の回に合わせた古の香りの演出

● カフカ等の文学紹介者・作家の頭木弘樹さんのトークイベントにて香りの演出

● ヴィオラ・ダ・ガンバ名手との共演による西洋古楽とのコラボイベント
「音×香 古民家で聞くヨーロッパ古楽と日本の香り」告知ページ 
イベント当日の反響まとめて頂いたページはこちら
●和と香道をテーマにした光の演出
都内個人邸の茶室・香室を使ったプロジェクションマッピングの企画〜演出まで
● 本屋発の文芸誌「草獅子」へのエッセイ寄稿
ある香筵とその後日談を描いたエッセイを寄稿しました。
エッセイの全文をこちらでご覧頂けます→
寄稿エッセイを読む
上場企業の媒体インタビュー記事掲載 
歴史専門ライター様より取材いただき、香道に関する歴史概要や日本の香文化の課題、お香に対する考え方や取り組み等についてご紹介しました。

初心者OKの本格的な香道体験会について

例年、上野の東京国立博物館のお茶室にて、初心者歓迎の香道体験会「伽羅の香りを聞く会」シリーズを開催しています。年に1回程度の開催ながら、正座なし・手ぶらで参加できる気軽さを備えつつ、本格的な香筵の雰囲気を体験できることから、毎年ご好評をいただいています。
※2020年からは新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインで開催しております。

ご依頼・取材・お問い合わせ先について

当方では、大学などの教育・研究機関に関する公益性の高いご依頼を除き、香道に関する専門知識・技能を活用した各種ご依頼を、有償にて承っております。

伝統的なお香の会は勿論、挑戦的な新しい香りの演出や、取材、執筆、講演解説など、国内・海外、地域を問わずお受けしています。ご希望に合わせたオーダーメイドの香会や、企業・団体の研修、和室のない場所でのテーブル・椅子席にも対応しています。

日本の伝統文化を紹介し、外国の要人をもてなす香会の経験から、和室で正座をしなくても雰囲気のある香道の体験会をご用意することもできますので、正座が苦手な方にも安心してご依頼頂いております

中立的な視点から香文化や香道に関する時代考証や学説の紹介・解説も承っていますのでご相談ください。

ご依頼時には、かっちり作り込んだ資料などは無くても構いません。依頼内容や趣旨・候補日程・ご予算・場所などの条件やご希望をテキストベースで簡単にまとめて頂き、参考になる画像やURLなどがあれば添付してメールをお送り頂ければ幸いです。
※大学・研究機関が主催するものや、特に公益性の高い案件については、大幅なディスカウントをいたしますので、あらかじめご相談ください。

香文化の可能性を広げることは今後も色々と試みたいので、特に面白そうな案件であれば、細かい条件をさし置いて率先してお受けしています。何かありましたら、お気軽にご相談ください。

【各種お問い合わせ・ご依頼・メディアのお問い合わせ先】
▼下記のメールアドレスまでご送付ください
kohdo@hotmail.com

※PCメールを受け付けない設定をされている方、特にdocomo, au, softbankなどの携帯電話メールをご利用の方は設定にご注意ください。

香筵やブログに関するご感想などは、随時嬉しく拝読しております。メール(kohdo@hotmail.com)にお送り頂ければ幸いです。

関連記事:私のお香と香道の先生についてのお話https://note.com/kaoritobunka/n/na66a80473473


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?